スカーペッタシリーズ第4巻です。
今回は新しい悪役がラストに登場しました。
検屍のシーンはいつ読んでいても気持ちが悪くて慣れませんが、それ以外はとても面白かったです。
MIRAでヒストリカルは余り読まないのですが、これだけは別でした。
華やかな舞踏会のシーンとかがあり、読んでいるときに自分も仮面舞踏会にいるような気がしました。
ヒロインの慈愛に満ちた心に好感を抱き、またヒーローの高潔で情熱的な一面に惚れました。
620ページ近くありましたが、あっという間に読み終えてしまいました。
唯一好感が持てなかったのはヒロインの次姉かな・・まぁ彼女は彼女なりに幸せを掴めたからいいものの・・。
↓でも紹介したシャロン・サラの新刊です。
ロマンス面もサスペンス面も満足な作品でしたね。
続編が出ているようで、出来ればそれも読んでみたいものですが、まだ日本では出版されていないのですよね・・。
シャロン・サラの作品はラストはハッピーエンドがお決まりだったんですが、今回はシリーズ物なのか、とても意味深なラストで終わってしまっているところが気になります。
蛇足ですが、今までシャロン・サラの作品で読んだもので一番お気に入りの作品は↓です。