「鬼姫が覚醒したとなれば・・あとは戦でも起こそうかの。」
誰もいない部屋で1人、勘三郎はそう呟いて笑った。
「いや、鬼姫もろとも磯村を滅ぼし、この地をわたしのものにしよう・・」
勘三郎はブツブツ独り言を言いながら部屋を歩き回った。
蝋燭に照らされた切れ長の眼は鋭く光り、白い顔が不気味に光っていた。
(これからわたしはこの地を全て手に入れる・・そのためなら、わたしは・・)
勘三郎は不気味に笑いながら、部屋を見た。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.07 16:03:04
コメント(0)
|
コメントを書く
[連載小説:紅蓮の涙~鬼姫物語~] カテゴリの最新記事
もっと見る