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艦長セリオのアニゲーブログ

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艦長セリオ

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2006.08.25
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カテゴリ:映画

子供の頃、一度観たきりだったので懐かしくなって鑑賞を開始した。銀行などの企業に依頼され、その会社の警備体制を検査することを生業としているハッカー集団のストーリー。主人公を含め、皆すねに傷持つ人々ばかり。特に主人公・マーティン(ロバート・レッドフォード)は過去、不正アクセスの現行犯で逮捕されそうになる所を、偶然相棒の食事を買出しに出かけていた為に難を逃れた経歴がある。偽名を使って蒸発していたが、ついにNSA(国家安全保障局。内務省みたいなモノですな)に正体を嗅ぎつけられ、違法性の高い仕事を強要される・・・。

登場人物はおっさんばかりなのに、ひたすらカッコイイ。特に盲目の男、ホイッスラーの存在感は素晴らしい。車の走行音だけで敵のアジトを特定したり、取引材料のブラックボックスを解析してしまったり、捕まった仲間の口頭指示で車を運転して助けにきたり、と主人公以上の大活躍をみせる。読書をしているのかと思ったら、読んでるのは点字の「プレイボーイ」だったりするのは笑ってしまった。また、敵のボスを、僕の大好きなベン・キングスレーがやっていて嬉しかった。つーか、若いよ!ロバート・レッドフォードより皺が格段に少ないよ!髪がまだあるよ!って感じでびっくり。彼は「サスペクト・ゼロ」でその演技力を遺憾なく発揮してくれた人で、その仕事ぶりは「怪演」という言葉がしっくりとくる。やっぱりこういう役が合うなぁ。

ストーリーはサスペンス調で様々な国家組織の思惑が絡み合い二転、三転する。途中から「もう、誰も信用できねぇよ!」ということになるのは「エネミーオブアメリカ」みたいだった。しかしCIAと同様にNSAって嫌われてるのな。いつも悪役だし。まぁ日本にも戦前にあった、内務省を思えば分かるけれども。

とにかく立場の弱いハッカー集団が何とか組織に戦いを挑むのがハラハラドキドキさせる。「逆探知まであと5秒!早く電話を切れ!」みたいなシーンもふんだんにあるので、画面から目が離せない。そんな中余裕を見せつつ、ジョークを交えながら作戦を進めていくスニーカーズ。結構細かい笑いどころがあって、ハラハラしつつも笑わせてくれる。この辺はいかにもハリウッドらしい。

ラストも、痛快な逆転劇と、たっぷりのユーモアで笑わせてくれる。国家サスペンス物が好きな人にはオススメの一作だと思う。


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Last updated  2006.08.25 12:08:22
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