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2007.03.26
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テーマ:アニメ!!(3877)

がくえんゆーとぴあ まなびストレート!
第12話「桜色の未来たち」(最終回)

わくわくキラキラな学園生活を見せ続けてくれた本作も遂に最終回。今回は、卒業式を迎えたまなび達が将来の展望を語り、別れを惜しみつつも未来へ向かって着実に歩んで行くという話だった。卒業式で感動的なスピーチをしたり、歌を歌ってみんなボロボロ泣いてる内に主題歌が流れて過去がフラッシュバック、といったアリガチな展開にはならなかったものの、特に捻りもなく無難に終わったのでちょっと拍子抜けだった。そういう作品だと分かってはいるものの、青臭さ全開で青春まっしぐら!な「泣かせ展開」にはちょっと冷めてしまった。むう、この辺の演出がいまいち垢抜けていないんだよなぁ、ufotable。

第一話と全く同じ構成になっているのにはニヤリとしたが、それが上手い演出になっているかと言うと…微妙。まあ私はみかんが嫌いなので(すぐ泣いたり主体性が無かったりするところがイライラする)仕方ないのだが、最終回にして「やっぱり主人公はみかんだったんだな」と思わせる内容だったので正直あまり感動出来なかったなぁ。みかんが、いつまでも前に進めない自分を変えるために留学を決心したものの、その後の「反省会」で決意を鈍らせ、「そんなだからいつまでも駄目なんだよ」とまなびに叱咤される展開は面白かったけれど。あと、まなびがちゃんと自分の無謀さや破天荒な性格を自覚していたにはウケた。「まっすぐゴー!」が青臭い主張だということは分かっていたんだな。

卒業パーティーの準備をしている後輩達。後任の生徒会役員も無事に決まったみたいで良かった良かった。やはりまなびの活動が生徒達の何かを変えたと考えていいんだろうな。しかし、この後この娘達は全く話に絡んでこない。後任の引き継ぎをする場面だとか卒業を惜しむ後輩達の涙だとか、色々描けると思うんだがなぁ。勿体無い。

高校卒業後の進路を語るまなび達。桜の下で一人物思いに耽るみかんの元にまなびがやってくる。みかんの留学についてしきりに感心するまなびが何だか弱弱しく見えて脇役みたいだった(笑)。

みかんの門出を見送る一同。まっすぐゴーというか、勝利のポーズ?でみかんを送り出す。「これで終わりじゃない。ここから始まるんだ」という台詞はそれなりにいいんだけど、ジャンプの打ち切り漫画を連想してしまった(笑)。同じようなシーンだと、あずまんが大王の「そっか。卒業してもみんな一緒だ」にはエライ感動したなぁ。あとどうでもいいが、空港と飛行機の背景がやたらリアルでため息が出た(漫画描きのサガ)。

ラストは一時帰国してきたみかんとまなび達でOPに突入。なるほど、今回OPが無かったのはこういう訳か。第7話で描いた、みかんの疎外感を表した夢に対応させているのがニクイ演出だった。聖桜生徒会全員で歌っているのがまた良かった。それぞれ旅立っていく聖桜生徒会の面々。まなび兄は教師になったのかな。何かの学会に出席していたようだし、学位でも持っているのかもしれない。

<<総評>>

ただの萌えアニメかと思わせておいてクオリティの高いストーリーと凝った演出を見せてくれた本作。しかし、初期の単発ストーリーのレベルがあまりに高かったために、生徒会活動が軌道に乗り始めてからはどんどん普通のドタバタ生徒会モノになってしまった。やはりピークは四・五話あたりで、それ以後は緩やかな下降線を描いていった感じだなぁ。特に学園闘争編が長すぎたのが致命的。初期は盛り上がったものの、学園祭も入れると5話も使っており後半ダレてしまったのは否めない。学園祭開催の票を棚ボタな感じで勝ち取るのも尺あわせのようでいまいち納得がいかなかった。

タイトルが「まなびストレート」なのに視点が終始みかんにあり、まなびの破天荒な行動を視聴者と共に観察している、というスタンスは意外に面白かった。いつまでも傍観者だったみかんが悩み、苦しみ、ついに最終回で傍観者であることをやめる。彼女に共感出来るかどうかは置いておいて、構成としては悪くなかったと思う。

全体を見渡せば、一貫して作画は良好、演出も良く、ストーリーも手堅くまとまった良質のアニメであった。しかし、第四話や六話辺りの冒険的な演出や人物描写があまりに神懸かっていたので期待が大きくなってしまい、後半どんどん普通のアニメ(面白演出やまなび超演出はあるけれど)になってしまったのが残念だった。ラストで学生生活の素晴らしさを伝え、感動させるためには学園闘争編をもう少し短くして単発エピソードを挿入した方が良かったのでないだろうか。どうしても感慨とかそういうのが薄かったんだよなぁ。

何だかんだ文句ばかり言ってきた気がするけれど(笑)、それもこれも「まなびストレート」が好きだからなのです!とりあえずDVDは予約したので、もう一度通して観てみようと思う。スタッフの皆様お疲れ様でした。次回作も期待しています。

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Last updated  2007.03.26 19:24:30
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