『SFマガジン』4月号 890円
読み応えがあって、読み終えるのに時間がかかった。「ひとりっ子」グレッグ・イーガン自分の遺伝子をもつAI。それを子供として育てる男女。確かに、ふつうに生んだ子供も、同じ遺伝子を持っているだろうに、それぞれ違う性格をなす。人間が育つという過程は、ひとつの物語。「空の園丁 廃園の天使2」飛浩隆あれ~? なんか、ものすごく懐かしい情景だ。廊下がなくて、ベランダを行き来する校舎。長女が通っていた高校の校舎もそうだった。あれって、なにか意味があったのかな。「罪なる方法、模型・模倣・消去」神林長平いや~、すごい発想だな。「火葬」クリストファー・プリースト結末は、ま、ありがちかな。「からさわぎ」コニー・ウィリスあははは、言葉狩りした結果が、これね。(『航路』次女が読んでいます。「最初は難しくて、なかなか読めなかったけど、もう止まらなくなった」といいつつ、夜更かししてます)「罪火大戦 ジャン・ゴーレ」田中啓文…うう、キモチわるい~。こんな場面想像したくない。でも、スマトラ沖地震の被災地は、こんな状況だったと聞く。<人間廃業宣言>友成純一…そういう映画もあるのね。『大脳分裂』<SFブックスコープ>ノンフィクションに『笑犬樓の逆襲』(筒井康隆)を紹介。でも、雑誌掲載のときは「狂犬」だったんじゃなかったっけ? 記憶違いかな。[日本SF評論賞]募集ですか。そうですね、書けそうな方、たくさんいそうですねえ。七生子さんとか、猫のゆりかごさん、お書きになりませんか(^^*********************:ふと気がつくと、渡邉英徳さんとこにトラックバックされてますね。いやはや、こんなところまで(^^;