『婦人公論』7/22号 550円
めったに買わない雑誌。斎藤美奈子さんの『モダンガール論』を読んでいたら、買ってみたくなった。<実家という重荷>まあ、一緒に住んでしまえば、どうにかなっちゃったりしますが。お互いのわがままも認めあったり、ケンカしたり。価値観の違いを認めるというのは、それほど難しくないと思う。年齢とともに、自分も変わってくるし。<受信料不払いに思う>大石静あのNHKの不祥事で、受信料の支払を拒否する視聴者が出てきた。そのことで、大石氏は「NHKがこのままでは立ち行かなくなり」結果「税金のような形で受信料が義務づけられると、公共放送はお上のものになってしまうだろう」と言う。そして「公共放送はお上のものではなく、民のものだという図式を、もっと強く認識しなければならない。」と。<大丈夫か!?近代の「三周目」>斎藤美奈子斎藤さんは、護憲派なのか。「憲法第9条を守れ」って言ってる?「戦争ができる国」と「自分で自分の身を守れる国」は同じことなのかな? 日本からは逃げられないしな~。う~ん<僕をどこまでも追いかけてくる過去>辻井喬『Voice』6月号にもインタビューが載っていた。経営者・堤清二の名前を知ったのは、24年前。池袋の西武美術館へは会員登録して、よく出かけたっけ。バイト先が取引していたんで、西武レストランブランドの、スープを買わされたっけ(笑。とにかく「すごーい」会社だと思っていた。そして、負わされるリスクもすごかったのだろう。今、その凄さを目の当たりにしている。五木寛之さんの記事がある。そういえば、『WiLL』にもあったっけ。「喪失感の喪失」というのは、最初から何も持っていなかったから、何も持っていないことを不思議に思わなくなっているということ? それとも、無くなったことに興味をもてなくなっているということ? <東京飄然>町田康…プロフィールに「萩原朔太郎賞」受賞とある。ということは、詩人でもあるわけか。文章は人となり。文体は人格なり。まあ、だからどうしたっていうわけでもないですが。世の中は、似たような文体のひともいるんだなあと思いました。『婦人公論』って、優等生向けの雑誌ね。