『SFマガジン』3月号 890円
<英米SF受賞作特集>「クッキー・モンスター」ヴァ―ナー・ヴィンジヴァーチャル世界の話ではあるが、リアルである。それは、インターネット世界が、絶対に虚構と言い切れないところにあるんじゃないのか、と思ってしまった。(イラストレーションは渡邉英徳さん。現在、文化庁メディア芸術祭に参加中)「アイスクリームの帝国」ジェフリイ・フォードどちらが嘘の世界なのか。シンクロニシティをテーマに、盗作なのか虚実なのか、自分自身が幻なのかと思ってしまいたくなる現実を描く。サイトをひとつずつ、削除していく状況にも似ているね(^^;「時の軍勢」マイクル・スワンウィック終わりは始まりなのか。閉じた輪ではなく、スパイラルのよう。これは「クッキー・モンスター」にも同じことが言えるかも。<ジャンル・ウォーズ再び>巽孝之世界SF大会の報告。ウォーズなんですか?<Noreascon4の楽しみ>岡田靖史&川合康雄世界SF大会への心構え(笑 やっぱり英語がわかったほうがいいですよね。「イリュミナシオン――君よ、非常の河を下れ>田中正紀現実の戦争を下敷きにしながら、物語は語られる。ってか、自衛隊が自衛隊のままに未来を描かれるのは、すこしばかり抵抗はありますが。「罪火大戦ジャン・ゴーレ」田中啓文…まだ続くんですか。(ってか、やっぱり読んでるし)<サはサイエンスのサ>鹿野司「量子テレポーテーションとはなんだ」よーワカラン理論をなんとか解説しようとがんばってらっしゃいましたね。読んだ方も、これでいいんだーか、という程度の理解しかできませんでした(^^;ダンナに「ひも理論、って簡単に言ったら、どういうの?」と聞いたら「長いヘビがね、自分の尻尾を咥えて、飲み込んでいったら最後はどうなるのか、っていうこと」…?それで、いいのか? でも、なんとなく「クッキー・モンスター」も「時の軍勢」もそんな感じなきがしてきた。**************************なんとなく、遊び半分で本館をつくってみました。まだ、工事中ですが、お暇な方Topの『風便り』バナーから覗いてみてください。