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2005年08月の記事

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『ヨミウリウィークリー』9.4号　350円

月刊誌はひと月かけて読む。週刊誌は1週間かけて読んでいる。というわけじゃないんですけれど、いろんな感想を頭のなかで構築していると、なかなか文章にはできない。もっとも、メモ書きサイトなので、おおげさな表現は不釣合いですが。＜35歳男女「職場地獄」＞いや、今に始まったことじゃないとは思う。ダンナの仕事状況を見ていると、大丈夫か？と思ってしまうよ。今、50代だけれど。結婚した20代後半のころだって、月の残業200時間なんてこともあった。いまは、労働基準法も厳しくなったから、ない、はず。でも、朝7時に出て行って、帰ってくるのは1時2時。土日も、たまに休めるぐらい。パソコンは、人間を拘束してしまうんだろうか。今回の選挙は面白いねえ、て言っているだけでいいんだろうか？なんか、生徒会選挙のような雰囲気…(^^；＞ホリエモン＜政々流転＞青山繁晴沖縄というと、青い空、青い海、そんなイメージばかりが先行する。が、今現在、沖縄の立場はそんなのどかなものではないと、青山氏は言う。中国が沖縄を見ている。台湾の次は沖縄？　なんて妄想も浮かぶ。その昔、沖縄は独立国だった。そんな話も聞いた事がある。では、なぜ今は日本の領土になったのだろうか。日本国民は、沖縄を犠牲にしたというのに。そのことを、みんな知ろうともしていないのに？　＜テースト・オブ・苦虫＞町田康おお、そうかそうか。「公」と「私」の区別は、そういうことでわけるのか。確かに、個性の尊重とはいうけれど、自己主張とわがままは違うもんだと思うし、我を通すことが社会的地位を確立するものではないな。迎合や媚態ではない、個性の尊重を学ばなくてはならんというわけなんだな、たぶん。女子高生の制服なんて最たるもの。同じ制服で、よくあれだけのバリエーションがあるもんだと思う。とすると、女子高生って「公」をわきまえてる？

2005年08月30日
『Ｖｏｉｃｅ』9月号　620円

特集＜どうなる!?靖国参拝＞どうなるんでしょうか？　読んでても、さっぱりわからなかった。＜マニフェストは理屈じゃない＞北川正恭実践しなくては「マニフェスト」とは言わない、ということ？　でも、今のところ以前の「公約」っていうのと、あんまり違っていないような気がするんですけれどね。＜闘う経営者・小倉昌男さんを偲ぶ＞日下公人確かに、郵政民営化が進む中、ヤマト運輸のやり方はすごいなと、素人ながら思う。でも、郵便屋さんもがんばってますよ。その昔、郵便小包がぐちゃぐちゃになって届いたことがあったけれど、何の説明もなかった。今は、ちゃんと丁寧に扱ってくれる。これも、クロネコヤマトがあったから、競争意識が働いたせいなのかも。＜「英国魂」はテロに屈しない＞富山泰日本でテロが起きた場合を連想する。危機管理が、個々の中でできているのかどうか。怖いからといって、家に引きこもっているわけにもいかないだろう。＜メディア閻魔帳＞高山正之〈犯罪を囃したてるワイドショー〉回転ドアにはさまれて子供が事故死した事件。メディアは回転ドアを悪者にするが、母親が子供の手を離さなければ起きなかった事故かもしれない。親の「しつけ」を問う。インターネットでの価格表示ミスにつけ込んでたかるのを、ワイドショーが煽る。高山氏は、それを非難する。そして，PTSD（心的外傷後ストレス障害）が、過剰に大安売りされていると危惧する。“いつから日本人はそんなに弱虫になってしまったのだろうか。”＜テロの次のターゲットは東京＞青山繁晴氏が、ずっと以前から言い続けてきたことが、現実になってしまったロンドンテロ。氏を知った頃、氏はイギリスに出張している。その後、テロ組織のアジトが摘発されたというニュースが流れた。氏の仕事のひとつが、「テロ対策」であることを考えると、ただの偶然だったろうか。（偶然といえば、讀賣新聞の「編集手帳」を読んでいると、青山さんの言葉とよく似ているなと思うことがある。盗作とか、模倣とかいうのではなく、青山さんと同じような考え方をしている方が、書いているのかとも思う。）＜「少年犯罪」を物語るな＞斎藤環つまりは、「犯罪」を世の中のせいにして、犯罪を犯した当人の責任を曖昧にするなということか。＜西洋音楽から見たニッポン＞石井宏う～ん、そうか日本語が五線譜には乗りにくいと言われるわけがわかった。確かに、自分で詩を書いていても、リズムを意識すると七五調になってしまう。散文詩は、難しい。でも、ラップはお経みたいだ。あれって、音楽じゃないのか。

2005年08月29日
『現代詩手帖』7月号　1200円

この詩誌は、なかなか読むに至らない。自分の未熟さを再確認することになる。今回、意を決して購入したのは、ほんの少しでもおのれの力量を、アップロードしたいがためではある。が、それもゴマメの歯軋り（笑　と同等なり。この詩誌にある詩は、いずれを読んでも、その感性にため息をつくばかり。自分の書くものなど、確かに『星屑』＜高銀――「酔う力」としての人称＞野村喜和夫“おのれ”を主体として語るとき、その“おのれ”は作者であると同時に、読み手でもある。それが、きっと、小説と詩の違いなのかもしれない。詩は、読むものをも酔わせてしまえるのだろう。ただ、ときどき思う。詩を、こんなふうに切り刻んで分解して評価して、いったいどうするんだろうか。相手を納得させるための手段として評論はあるのか、おのれを自己評価するための手法として批評するのか。あるいは、詩を読むためのテキストとしてあるべきなのか？とりあえず、そういったしちめんどくさい理屈は置いといて、言葉のもつ摩訶不思議さを楽しみたい。ただ、あらゆる知識を駆使しなくては、じゅうぶんな心地よさを得られないとは思うが。まだまだ奥は深い。

2005年08月21日
『コミックフラッパー』9月号　490円

「トランスルーセント」岡本一広ずっと演劇をやってきた長女はどうしてるかなあ、なんて思ってみたり。悩んだ末、演劇を諦めたみたいだけれどねぇ…長女も「フラッパー」読んでるはず。おまけマンガの大河内さん、楽しい。「飛翔とね太郎２」和田慎二愛するものを救うためには、相手を殺すこともする。これは、守る愛なのだろうか、奪う愛なのだろうか？最近、真琴も殺気立っていますね。こわいよ～。「レスキューウイングス」トミイ大塚助けてほしかったひとを助けられなかったのは、災害でも戦争でも同じ。でも、戦争は起こそうとしなければ、起きないものであるのも確かだ。宮城県地方の地震、被害が少なくてよかった。「さくらの境」竹本泉日常は、こんなもんだよね。「アタゴオルは猫の森」ますむら・ひろしもしかしたら、ヒデヨシも妖怪の仲間だったんだろうか。いや、悪霊かも（^^；野田の夏祭り、行きたかったですね。なつかしい方々が参加されたようで。9月の東京での原画展、ご成功お祈りします。「刀神妖緋伝」新谷かおる休載ですか。ゆっくりとご養生ください。「ＣＯＢＲＡ」寺沢武一しかし、出てくる女性陣、半分裸である必要性は「読者サービス」だけなのかなあ？なんだか怪我しそうだけれど、あれじゃ。「アトリ抄」田代琢也またもや、窮地。次回を待て。「アガペ」原作：鹿島潤　作画：石黒正数次女曰く、「最近、このマンガなんだかコワレテない？」うん、確かに、そう感じる。ストーリー、煮詰まってないんじゃ？「双月巫女」アキヨシカズタカほんわかしてるけれど、生の営みは厳しいね。「ウィッチクラフト」炭山文平次が楽しみだねぇ（笑＜現代マンガ時評＞米沢嘉博SF大会、お疲れ様でした。いよいよ、07年に日本で開催されるワールドコンに向けて、本格的に動き出したのでしょうか。うちのしょうも無いサイトも、たまには海外からのアクセスがあるようですし。元祖おたくとしては、うれしいことですが、新生オタクにはついていけません(^^；　傍観してます。

2005年08月18日
『ｂ*ｐ』（ＢＥ－ＰＡＬ増刊）

この雑誌が我が家にやってきた詳細は、個人情報保護法から記載する事を良しとしないので、省く（笑特集＜今しかできない旅。ジンセイを変える旅＞若者向けの旅雑誌なんだろうな。読んでいるだけで、息切れしてしまった（笑。のんびりと旅していそうで、けっこうハードな旅順。いまさら、できそうもないな。それでも、なんとなく旅をした気分にひたれるのは、旅雑誌ならではの編集だろう。地理の教科書じゃ、こうもいかなかったな～。社会科って、あんまり興味なかったし。いまさら、ジンセイ変えるわけにもいかないし。と、ネガティブな方向に行きがちな年代である。＜オィ＜はじめての一人旅インタビュー＞長田弘さんて、こんな方だったんだ。野田知佑さんは、こんなにも年上だったのか。…それぞれの人生が、それぞれの旅。これが、若者向けの雑誌だということは、文字の大きさでわかる。拡大鏡がほしい。え、老眼鏡のほうが早い？昔はこんな雑誌、すみからすみまで読めたのになあ。本を旅する吾であった。

2005年08月17日
『WiLL』9月号　680円

なんだかよくわからないんですが、わかろうと努力はしていますが、結局自分がどこまで理解したのかわからないということだけはわかった。＜大東亜戦争の真実＞負けたほうだけが、戦争責任を取らされるというのがおかしいと思っていたけれど、アメリカの言い分はそうじゃなかった。（「ケンカ両成敗」というのは、国家間では成立しない。あるいは、日本以外では通用しない価値観である）中国・韓国・北朝鮮は戦勝国じゃない。（なのに、日本に対して随分強気なんだな。寄らば大樹の陰？　虎の衣を借る？）日本は、ずっと侵略行為に対する謝罪をしつづけてきた。が、第2次世界大戦そのものは侵略戦争ではなかった。（経済制裁に対する自衛だったとあるけれど…経済制裁されても生き延びる手段はなかったのかな？　これは、国民の意識も問われそう。鎖国しても存続できる国作り…無理か。江戸時代のような生活に戻れないよね、きっと）対談　＜東條由布子×上坂冬子＞東條さんのお話は、2度ほどテレビで聞いた。テレビでは、どんなによく聞いていても、ほんの僅かしか記憶に残らない。こうやって、活字でよむことができるのはうれしい。韓国のテレビ局が東條さんを取材に来たのは、テレビ朝日の「ニュースステーション」で見たが、その番組が放送されたあとの、韓国の反応はどうだったろう。＜築地をどり＞勝谷誠彦なんとなく、わかってきた。「をどり」って、「気取る」「媚びる」「自慢する」の三流（さんる）舞踊？でも、踊っているご本人は「事実を言っちゃ、悪い？」とでも言いそうな感じもする。　（そういえば、橋田さんのドラマが放映されていました。少ししか見られなかった）

2005年08月16日
『フラワーズ』9月号　480円

「風光る」渡辺多恵子“女子の武士道ここにあり！”ですか。黙して孤独に耐える武士に、へたな慰めや追従は必要ない。それを必要としている人物は、真の武士ではない。ということなのか？「first　Love」西炯子微妙に揺れる思春期の心。西さんらしい展開はまだ先？「ちぃちゃんとバニラクリーム」江平洋巳愛が無くても、家庭は作れる。でも、そういう家は、いつかは壊れていくよ。埋めていく努力をしなくちゃ。「ビッグニュース」くさか里樹人生は、常にニュースばかり。どう刻むかは、本人しだい。「ろまんが」新井理恵“昭和40年代生まれが大半を占める　少女マンガ系読者サンに通用しますかねぇ　そんなハナシ”…確かに、このマンガは読者層高いと思う。菊花ちゃんも、成長しているようだし。「7SEEDS」田村由美そなえよ、つねに。来たるべく新しい世界のために。苛酷な試練だけれど、現実は厳しいのか？「スケルトン　イン　ザ　クローゼット」岩本ナオ迷いながら生きていく、誰もがね。「ブロンズの天使」さいとうちほ人を愛する形は、人それぞれ。奪う愛と、見守る愛。「時の地平線」今も昔も、どこの国も、「ハバツ、メンツ、シュウワイ、ダンゴウ」でしょうか。指導者には、適格な判断をする能力が必要。ニッポンの今は、どうなるんでしょうか。＜旅先のポストから＞与那原　恵中国を旅する。一部だけを見て、すべてだとは言えないが、人ひとりのなかに故郷は永遠に愛するべき場所としてある。中国は、いったいどんな国なんだろう。

2005年08月13日
『ＳＦマガジン』8月号　890円

＜宇宙戦争特集＞戦争映画が大挙しているけれど、今回は異世界人との戦いがテーマか？「スターウォーズ」「宇宙戦争」「大妖怪戦争」なんてのがＣＭで流れているなあ。「人類戦線」ケン・マクラウド父と息子との確執。そして、並行世界を知りつつ、ひとつの生を選択するしかない人生。Ｈ・G・ウェルズが書いた『宇宙戦争』。ラジオドラマ化され、放送されたとたん、街中がパニックに陥った事件は、活字から得た知識として知っていた。今回の特集では、なぜそのような集団パニックが起きたのか考察している。＜SFセミナーレポート＞なんか楽しそうだなあ、おもしろそうだなあ。ＳＦファンて、けっこう議論好き。はじけちゃうときは、はじけちゃうけれどね。とはいえ、昔のSFファンしか知らないけれどな（笑「罪火大戦　ジャン・ゴーレ」田中啓文ググウ(^^；　あんまりな話だよねえ。さて疑問。ピンクちゃんの殺人罪は成り立つのだろうか。あれは、最後に解決される謎？「午後の幽霊〈後篇〉」津原泰水わたしの人生はＳＦだな、と思う瞬間。体中に張り巡らされた糸が、ピンピンと弾かれていく気分。切れた時が怖いよね。「コールダー・ウォー」チャールズ・ストロス誰がどのように戦争を始めたのか。ＣＩＡの諜報部員の主人公は、その責務をまっとうした結果、家族を失った。＜第1回　「日本ＳＦ評論賞」＞締め切り8月31日【選考委員】石川喬（委員長）、山田正紀、巽孝之、ひかわ玲子、ＳＦマガジン編集長評論って、どんな感じのものなのかなあ。たとえば「どんぐり1号さんの日記」とか「Daytripper．」（NowheremanさんのBlog）作者への愛情が感じられていいよね。

2005年08月08日
『風の旅人』14号　1143円＋消費税

何度もページをめくるたびに、新しい興奮が起きる。だけれど、答えは見つからない。誰もが探しているんだ、ということに気がつくだけだ。永遠の中に

2005年08月05日
『旅』8月号　720円

＜汽車旅スローライフ宣言＞今、石炭を掘っている炭鉱ってあるんでしょうか？　薪も高いし…と、夢のないことを考えてしまいました。スローライフとはほど遠い現実＜高原列車で〈妄想族〉する＞辛酸なめ子なめ子さんて、ラジオでトークを聞いた事があるけれど、文体とほとんど変わらないのね。そういう人もめずらしいかも。でも、写真の容貌はイメージ違いました。「駅弁」「カップ酒」「景色」どれをとっても、旅ならではの風情。＜旅供養＞さだまさし戦後60年…忘れちゃならないことがある。若い頃は「済んだ事なんか、忘れたっていいじゃない」なんて思っていたけれどね。コンサートのご盛況を祈ります。＜砂漠のリゾート・ドバイ＞砂漠の国にも、いろいろな貌があるんだね。＜地麺’ｓウォーカー＞勝谷誠彦『電車男』って、新潮社だったんだ。あんまり興味なかったから気にしなかったな。内容とあんまり関係ないことだけれど。大阪って、というより関西って、ほんとうにいろんな食べ物があるんだねえ。関西に、飢饉の歴史って、ないのかな？＜旅先からの手紙＞高橋伴子「須賀敦子」ほんとうに自分のやりたいことをみつけて、やりとげた人。すごいね。「今月の運勢」あんまり占いは信じないんだけれど、占いと言うよりは方向指示器のつもりで読む。けっこう納得いくんだよね、この占い。

2005年08月04日

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