『コミックフラッパー』7月号 490円
「レスキューウィングス」トミイ大塚航空自衛隊小松基地救難隊。実在のものではあるけれど、フィクション。こうやって、自分の知らない仕事のことを、漫画や小説、TVドラマで知ることはよくある。もちろん、オーバーアクションや脚色はあるだろうけれどね。「ふたつのスピカ」柳沼行はい、今回はちゃんと季節感のあるくだものでしたね(笑 モンチッチと一緒に寝てますが、ときどきつぶされています。「トランスルーセント」岡本一広岡本さんも後悔してるのかな?「忍者飛翔」和田慎二ね太郎は、鈍感なのか意思が強いのか、あるいは…「さくらの境」竹本泉真琴ちゃんの「ね太郎のばかー!」というセリフのあとに、すがすがしい夜明けが(笑「刀神妖緋伝」新谷かおるどうぞお大事になさってください。…ま、登場人物にコスプレさせる気力があるようですので、それほど心配はないのかとも思いますが。「コブラ・ザ・スペースパイレート」寺沢武一公式サイトhttp://www.buichi.com「アトリ抄」田代琢也やっぱり人間の友だちもいたほうがいいよね「アタゴオルは猫の森」ますむら・ひろし手があったら、石でも投げてやりたい気持ちなんだろうね、金のさかな…金魚?それはともかく、ますむらさんの発想はどっから湧いてくるんだろうか。長年、拝見していても、さっぱりわかりませんね。物語そのものは、ワンパターンの水戸黄門のようではありますがね。それが、安心できるというのもホントです。「アガペ」作画:石黒正数 原作:鹿島潤普通ここまでやるか、という内容ですが、戦争の狂気はそんなこともあるかもしれない、という現実も知っていてもいいかも。「痣丸」玉置一平トモちゃん、生きてたのか!でも旅はまだ続く…で、最終回。お疲れ様でした~<現代マンガ時評>米沢嘉博“個のアイデンティティーのための「戦い」が孤独なそれだったとしたら、愛する者のため、愛する者の住む世界のための「戦い」は、無自覚なナショナリズムの萌芽でもある。”それって、香山リカさんが言っていた「プチ・ナショナリズム」のようなものでしょうか? それがいいとか、悪いとかではなくて、「誰かに踊らされて」あらぬ方向にいってしまうことがないことを祈りたいです。日本以外に住むとこないですから。