コトノハ～慧真館～

[教材] カテゴリの記事

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• 2011ノミネート教材

  2011年度の通年教材ノミネート【小学生】・算数…ほーぷ、成長する思考力算数編（小４のみ）・国語…読解・作文トレーニング、新小学問題集、成長する思考力国語編（小４のみ）・英語…Total Englishへの移行により廃止算数は長年愛用していたコアから育伸社のほーぷに変更する予定。ほーぷの良いところは、家庭学習用ＢＯＯＫがついているところと、育伸社の学力テストに対応しているところ。国語は論理エンジンの小学生版「読解・作文トレーニング」を追加。これまでお世話になっていた国語力伸びる講座は廃止。…の予定。予定は未定。【中学生】・数学…新中学問題集（標準）、新中学問題集（演習編）・英語…WinPass、WinPass演習編、栄光ワーク・国語…新中学問題集（標準）、必修テキスト・理科…シリウス、実戦問題集・社会…オリジナルテキスト、栄光ワーク数学・英語は、十分な演習量を確保するために、それぞれ演習編テキストをプラス。授業と連動する形の家庭学習量を増やす。この中でのお気に入りは理科シリウス。開校以来、理科はオリジナルテキストと実戦問題集で通してきたのだが、オリジナルテキストをシリウスに変更。理科の授業に欠かせないノートはついているし、演習量も問題の切り口も豊富で、定期テストにも受験にも対応できる。正直、理科シリウス＋実戦問題集は最強タッグだと思う。昨日のブログにも書いたが、2011年度は塾生の学力向上にさらに力を入れる。「塾生の学力向上のために必要なものは何か」をとことん考え抜いて、ノミネートされたのが上のテキストたち。とにかく、もっともっと賢くなってもらいたい。「生きる力」とか「未来を切り開く力」とか、そういうきれいごとを取り払って、とにかく賢くなってもらいたい。真剣にそう思う。

  Feb 10, 2011

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  自由自在

  小６生が中学用の自由自在を見ながら数検のための勉強をしていた。受験研究社から出版されているこの『自由自在』シリーズ。その歴史は古く、1953年に初版が出版されたというのだから、もう57年も受験生に愛され続けている参考書である。私の家にも小学算数の自由自在があった。自分で買った記憶がないので、多分母親が買ってきたものなのだろう。とても分厚い参考書なので、前頁を制覇することはなかったが、何ページがパラパラとやっていたのを覚えている。そう言えば、私が学生時代に家庭教師をしていたときに受け持った生徒の本棚にも、小学算数自由自在と中学数学自由自在が置いてあった。多分その子の自由自在も、お母さんが買い与えたものなんだろうと思う。私にもし子どもができたとしたら、きっと自由自在をそっと買っておいて、子どもの本棚に忍ばせておくだろう。自由自在のようなロングセラーの参考書になると、親の世代から子どもの世代へと受け継がれる。素敵なことだと思う。ちなみにこの自由自在は、決して子どもが自ら好んで買うような参考書ではない。辞書のように分厚いし、中身は小さな文字がぎっしり詰まっていてちっとも楽しくないし、書かれている内容も結構難しい。勉強嫌いの子どもなら、本を開いた瞬間、間違いなく目がクラクラしてしまうような参考書だ。今日の小６生は、そんな中学生用の自由自在数学を読みながら、方程式や不等式などの問題を理解しようとしていた。人から聞いて物事を理解するよりも、参考書を読みながら物事を理解する方が何倍も難しい。しかしこのような難しい参考書を自分で読み解ける力こそが、学力の本質的な部分に繋がっていると思う。自由自在は、今も昔も、本質的な学力を子どもに要求している。自由自在を自分で読み解けるようになれば、いろんな問題をそれこそ自由自在に操れる学力が付くだろう。ちなみにロングセラーものと言えば、『高校への数学』もおススメ。

  Oct 2, 2010

• 音読英単語

  ヒカリさんのブログのお蔭で発掘することができた音読英単語。中３独自組生に音読英単語の入門編を夏前に配布し、１日10個ずつコツコツと覚えさせている。中学生向けに出版されている英単語の市販教材は、種類も少なく内容もなかなか良いものがない。音読英単語は高校生向けの教材ではあるが、入門編であれば中学生からでも無理なく使うことができる。中学重要単語からセンター基礎単語まで網羅されているが、センター基礎単語とは言っても、独自入試レベルや私立高校入試レベルでは、長文読解問題で注釈付きではあるが普通に出てくる単語が多く掲載されている。注釈に頼らなくてもよい語彙力は、独自や私立などの入試英語においてはとても有利だ。音読英単語をとても気に入っている理由の一つは、掲載されている例文である。例文がある単語帳は他にもあるが、音読英単語の例文の中には、同じ単語が頻繁にいくつもの例文中で使用されているので、一度覚えた単語を忘れにくいようになっている。ただ例文があるだけではなく、勉強している人のことをよく考えて作られていることを、肌で感じることができる単語帳だ。しかもその例文が、結構面白い。cousin（いとこ）の例文。The rich man will marry my cousin.（そのお金持ちは私のいとこと結婚する。）その次のページに載っている、not...at all（まったく…ない）の例文。My cousin's marriage is not a happy one at all.（私のいとこの結婚は、まったく幸せなものではない。）この２つの例文だけで、「私のいとこ」について色々な想像をしてしまう。他にも、whisper（ささやく）の例文。He whispered in my ear that he was going golfing on the weekend.（彼は週末にゴルフに出かけると、私の耳元でささやいた。）なぜ、ゴルフに出かけることを伝えるだけなのに、耳元でささやかなければならないんだろう？zoo（動物園）の例文。Why did the gorilla in the zoo save the boy?（なぜ動物園のゴリラはその少年を救ったのか？）動物園で一体何が起こったのだろうか！？他にもたくさん不思議で面白い例文がある。色々な意味で、超おススメ教材である。

  Aug 7, 2010

• 学校ワークを侮るな

  物事には、メリットとデメリットの２面性がある。塾に通うことも同じだ。塾に通うことで、メリットもあれば、デメリットももちろんある。塾に通うことのデメリットの一つ。それは、学校のワークや学校教材を軽視しがちになってしまうということがある。塾に通っている子は、塾に行っていない子よりもたくさんの教材を持っている。学校のワークやプリント類に加え、塾の教材やプリント類も豊富にある。塾に通っている子のほとんどが、普段の勉強の中心を塾においている。だから、必然的に塾の教材やプリントで勉強する機会が多くなり、どうしても学校のワークやプリント類を後回しにしてしまう子が多い。そして最悪の場合、テスト直前に学校のワークをやっつけ作業的にやるだけになるか、もっと酷い場合だと、答えを丸移しして学校の先生に提出するだけの場合もある。このように、軽視されがちの学校ワークではあるが、実はなかなか良い問題集であったりする。数学のワークなんか、『レベル別パターン別実力完成問題集』を出版していることで有名な正進社さんの問題集である場合が多く、その中身は良問揃いで、完璧にやればかなり力が付く構成になっている。理科の裏表カラー印刷のプリントも、基本パターンの問題から理論の理解を問う応用問題まで満遍なく問われていて、あのプリントを３年間分集めたら、かなり使える問題集になるのではないかと思う。勉強の基本は学校にある。学校のワーク類を文字通り『完璧』にこなし、反復し、理解すれば、それだけで中の上くらいのレベルの学校には余裕で行ける学力が付く。学校の点数が平均以下の生徒は、あれもこれもといろんな教材に手をつけることをやめて、学校のワークと教科書だけを隅から隅までやる方が、確実に力が付く。塾の教材でグングン成績が伸びていく子というのは、学校の点数が平均以上の子に限定する話だ。学校プラスαの学力を付けるために、塾の教材があるのだが、それを理解しておらず、学校のワーク類をないがしろにしている生徒がうちの塾にもいる。来年度は、うちの塾でも、学校のワーク類をもっと重要視していくカリキュラムにすることを考え中だ。例えば『塾内テストは全て学校のワークから出題』とか。

  Feb 23, 2010

• おちゃめ

  数・理・社で採用している、森の実出版のオリジナルテキスト。基礎的な問題の演習量が豊富で、おそらく塾の現場を熟知しておられる方が作成したテキストだと思う。個人的には非常に気に入っているのだが、難点を１つあげるとすれば誤植が多いこと。よくよく見てみると、あるわあるわ。「そこで間違うかっ！？」と思わず突っ込みたくなるような誤植もあり、ウケを狙っているとしか思えない。理科Sロードから抜粋。『透明なガラスで作られた四角い水そうの中にいる金魚を観察すると、次の1およぴ2のように見えた。』…。次の1およぴ2。お・よ・ぴ。ぴ…。おちゃめすぎる。そんなオリテキが好き。

  Mar 27, 2009

• 使用上のルール

  今日は授業が一切なかったので、ひたすら年間カリキュラム決めの作業に没頭。これが思いのほか時間がかかってしょうがない。今日は丸１日カリキュラム作成をしていたが、結局中２と中３英語のカリキュラムしか完成できなかった（←間に合うのかっ！？）。テキスト２冊（WinPassと必修テキスト）と学校の教科書、また昨年度の各中学校の定期テスト日程と範囲を交互にニラメッコしながら、週単位で１年分のカリキュラムを決めていく。結構分厚いWinPassであるが非常に優良なテキストであるので、１回解かせるだけで終わらせるともったいないオバケが出てきそうで怖い。だからWinPassの重要単元は最低でも２周をこなせるカリキュラムにした。カリキュラム決めは時間こそかかるが、私にとっては結構楽しい作業だったりする。だって教材決めとカリキュラム決めが自分の好きなようにできるということが、個人塾の一番の魅力だと思っているから。今年度は、使用するテキストのそれぞれについて『使用上のルール』なるものを定めようかと思う。例えば数学だと、オリテキには思う存分あらゆることを書き込み、自分仕様の参考書のように仕上げていくが、ウィニングには途中式や解答の書き込みを禁止する。理科も同様。オリテキは汚したい放題にする（オリテキSロードの演習部分は別）が、実戦問題集には書き込み禁止。英語のWinPassは説明部分と確認問題と読解問題のみ書き込みOKにして、基本と発展は書き込み不可。などなど。『使用上のルール』をこちら側が決めなければ、生徒はやりたい放題にやってくれる（昨年度はやりたい放題だった）。教材は正しく使ってやれば使ってやるほど、パワーを発揮する。逆に同じ教材を使っていても、使用法が正しくないと学習効果も半減してしまう。今年度は最初にそれぞれの科目のテキストの使い方やノートの書き方を口うるさい姑のようにこと細かく指導し、勉強法を統一させていくことにしよう。こんなふうにカリキュラム決めをしていると、いろいろとアイデアがポンポン浮かぶ。マジで楽しいと思ってしまう私は、もしかしておたくなのかもしれないな。

  Mar 20, 2009

• ドキドキの教材発注

  春期講習からの新年度に向けて本日教材を発注した。本年度の使用教材ラインナップが全て決定したので、一応ここでお知らせしておこう。（誰に？）【小学生】・算数…コア（メイン教材）、自作テスト（毎回の小テスト）・国語…新小問（メイン教材）、国語力伸びる講座（メイン教材）、読む書く漢字（漢字テスト用）・英語…ウィンパス小学英語（メイン教材）、オリジナルテキスト中１（文法用）・学力模試…育伸社の学力テスト７月・１２月・３月小学生使用教材は、基本的に今年度と変更ナシ。英語はオリテキ中１用を使い、文法を強化。【中学生】・英語…必修テキスト（準拠）、ウィンパス（メイン教材）・数学…オリジナルテキスト（導入用）、ウィニング（演習用）・国語…必修テキスト（準拠）、標準新演習（メイン教材）・理科…オリジナルテキスト（導入用）、実戦問題集（演習用）・社会…栄光ワーク（準拠）、オリジナルテキスト（演習用）・学力模試…創育の志望校判定テスト7月・12月・3月（中１・中２）中学生使用教材は英数で変更。英語は新中問→ウィンパスに、数学はウィニングを追加。他は変更ナシ。【入試対策】・英語…テーマ別英語長文演習、英文法作文演習（独自用）、県トレ（共通入試用）・数学…実力練成α（独自用）、県トレ（共通入試用）・国語…実力完成問題集（独自用）・理科…オリテキSロード（全員）・入試模試…会場模試（年6回）＋練習模試（５セット×２種類）これだけの強力なテキスト陣であれば講習用のテキストは必要ない。足りない部分は作り溜めた自作のプリントで補う。英数国の独自用テキストたちの出番があるかどうかはまだ分からないが、出番があるときのためにとりあえず待機させておく（ホコリがかぶないように）。昨日有名な「なんつっ亭」というラーメン屋に行った。旨かった。ライバル塾がこのブログを見ていようと見てなかろうと、使う教材は惜しみなく公開する。塾屋にとっての教材はラーメン屋で例えると使用する食材と同じような気がする。同じ食材を使っても決して同じ味が出せるとは限らない。食材の調理の仕方、調味料を入れるタイミング、麺の茹で時間とか湯切り法、またラーメン屋のおやじの魂の込め方によってラーメンの味は絶対に違ってくる。塾屋も同じ。教材は食材に過ぎない。大切なのは、その食材（教材）の持ち味を十分に生かす調理法。これは塾屋では授業ということになる。隠し味である自作プリントも他塾にはマネできない。だって私の頭とパソコンの中にあるんだから。また、塾屋のおやじの魂の込め方一つで、教材が死んだり生きたりする。しかし、どんな食材（教材）を選んでいるかでそのラーメン屋（塾屋）が何を目指そうとしているかは、同業者であればある程度分かるものではあるが。

  Mar 17, 2009

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  掘り出し物（２）

  英文法の掘り出し物発見。これは何というか英文法の『公文』学習のような感じ。６３段階のスモールステップを全てクリアーした暁には３年間の文法ルール全てが身についていることだろう。さてこの教材、うちでどうしてくれようか。そこを悩み中…。まずは最近新入りしてきた英文法が破壊的な生徒に投入してみようか…。これを去年見つけていれば…！ごめんなさい、現中３生。

  Jan 30, 2009

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  秘伝の算数テスト

  小学生の算数の授業は必ずテストから始まる。１２月までは現学年の内容の計算テストをごりごりと実施し、ひたすら計算力を鍛える。１２月から３月までは、現学年の計算・図形・文章題の内容を全て盛り込んだ復習テストを実施する（10問を8分で）。ちなみにテストは毎年全て自分で作成している秘伝のテストだ（テキスト付属の確認テストの類がキライ）。進級するまでに、現学年の算数の内容を全て完璧に定着させるのが目的だ。テストはこのように一枚一枚個別のファイルに保管し、やらせっぱなしにするのではなくテスト後に全問正解するまで自力でやり直しをさせる。うちの小学生の算数の教材はコアを使用している。コアは私自身も気に入っていて非常に良い教材だと思うが、これを全て一通りやり通したからといって完璧な力は身につかない。人間は忘れる動物なのだから。完璧な実力を付けるためにはやはり反復しかない。どんな良質なテキストも、どんな良質な授業も、膨大な反復量には絶対に勝てっこない。テストをすることで、４ヶ月間かけて現学年の内容を何度も何度も繰り返し反復する。たま～にテストをするのではなく毎回やる。きっとうちの塾の小学生は、どこの非受験型の塾の子にも負けないくらいの演習量を反復しているに違いない。

  Jan 29, 2009

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  掘り出し物

  今日の教材展で掘り出し物を見つけてしまった！文理さんところの新刊で、実力練成テキストとWinPassのあいの子といった感じのテキスト。英語はWinPassの方が英作文や長文もついてるから良い気がするが、数学に関しては演習量・レベル共に私個人の意見ではこっちの方が好き。数学はオリテキとウィニングって決めてたのに、また迷ってしまうじゃないかっ。文理さんところの新刊と言えば、英語の『中学テーマ別英語長文演習』と『中学英文法作文演習』もなかなか魅力的。長文演習は来年の独自入試組（いるよね？独自受けるよね？）に９月から持たせるつもりでいる。英語の準拠じゃない方は、見本をどっさり送ってもらってからのお楽しみ。準拠に関しての『読解ワーク』もちょっと保留。必修テキストを３月にまとめ買いしてしまうって手もありかも（改訂版が出る前に）。教材展で、受付の方に「いつもブログ見てますよ」と声をかけられちょっとビックリした。その言葉に舞い上がってしまい、相手のお名前を伺うのを忘れてしまった…。スミマセン。

  Jan 27, 2009

• 2009年使用教材（一部未決定）

  尊敬するブロガ－の方々が教材について書かれていらっしゃるので、私も便乗して2009年度にうちの塾で使用する教材について（決定しているモノ）書いてみよう。小学生算数は全学年コアで統一。コアの特徴は何と言っても重要単元のしつこさ。小５の面積のしつこい演習が特に素晴らしい。欲を言えば、割合も重要単元の仲間入りをさせてやって欲しいという気持ちもあるが、そこは自作のプリントでいくらでもカバーできる（割合の問題は図形と違ってワードでサクサク作れるし）。浮気は考えられません。小学生国語は読解は全学年新小問、漢字は読む書く漢字で統一。理由は相棒がそれが良いと言ったから。以上。相棒が自分の教科に対して決定することには一切口出ししない主義です。小６生英語は新中問中１？？←まだ検討中。中学生理科は今年度同様、オリジナルテキストと実戦問題集で決定。ただし、新中３生に関しては実戦問題集の中１版を夏期講習から渡す予定。今年はトップ校を受験する生徒のみ実戦問題集の３年分を仕上げたが、来年度はトップ校云々を問わず全員必携の教材にする予定。中学生社会は今年度同様、オリジナルテキストと栄光のワークで決定。理由は相棒がそれが良いとごねたから。以上。相棒がごねたことに対しては一切口出ししない主義です。中学生数学は今年度使用したオリジナルテキストにプラスして、ウィニング数学も投入することに決定。個人的にはウィニングより実力完成問題集の方を愛しているのだが、神奈川県の公立レベルだと、翠嵐高校を受験する場合を除いて実力完成問題集で特訓する必要は無いと判断。中学生国語は未決定。理由は相棒がまだ決めてないと言ったから。中学生英語は教科書準拠の方が栄光の読解ワークで決定。準拠以外のテキストについては、来週再来週で教材展に行くので、そこで掘り出し物を発掘する楽しみを取っておくためにまだ検討中ということにしている。今から教材展が楽しみ♪

  Jan 17, 2009

• 2008年教材反省（理科編）

  今年の教材についての自己反省。今日は理科編。今年の理科は授業用にオリジナルテキスト、演習用に実戦問題集を使用した。理科については、基本的にテキストの変更は考えていない。我ながらこの２冊は完璧な布陣だと思っている。理科のオリジナルテキスト、言葉の穴埋めに少々無理があるなぁと思うときが多いけど、まぁそれは愛嬌ということで許してやることにしよう。しかし実戦問題集ちゃんは完璧。もう大好き。これは塾講師を泣かせるね。いい意味で。こいつに出会うまでは、今までいろんな問題集から切り貼りしてプリントを手製で作っていたが（パソコン音痴なもので…）、こいつに出会ってからは手製のプリント要らずになった。定期テストはもちろん、受験にもこの３年分の問題集を隅々までやれば、十分対応できる。ただ、来年度は中３生に『実戦DO！』をプラスして持たせることを検討中。『実戦DO！』は中学３年分の理科の要点まとめが載っている、いわば実戦問題集を解くための教科書みたいなもの。これがあれば受験前の理科の自学がもっとやりやすくなるかな。受験直前に塾が復習授業に入るのを生徒が待たなくても、ある程度自分で完成させておけるかもしれない。折角だから中２にも持たせてやろうかな…。でも教材費が…。今でさえ赤字なのに…。ちょっと考えよう。

  Dec 22, 2008

• 2008年教材反省（数学編）

  そろそろ2009年度の使用教材について考えていかなければいけない頃になった。個人塾は自分の好きな教材を選定し、使用できるところがたまらなく良い。大手塾に属していたころ、お恥ずかしながらこれほどまでに充実した塾教材がこの世に存在することさえ知らなかった。それもそのはず、現場知らずの本部から勝手に送られるテキストを、何の疑いも持たずにそのまま使用していたのだから。『たかだか教材』と思うことなかれ。使用する教材一つで、自塾の方向性、自塾の子どもの学力の上限が大きく変わる。子どもだけではなく、教材は無言のうちに我々講師の手腕を問う。高度な教材を使いこなすには、それなりの技術が必要になってくるからだ。「教材に使われる講師」ではなく、「教材を使う」講師でありたい。2009年度の使用教材を考えるにあたり、まず2008年の使用教材についての反省をしてみることにする。まず、中学数学。2008年、うちの中学数学の教材は全学年とも森の実出版の『オリジナルテキスト』一冊で統一した。結論から言うと、来年度も『オリジナルテキスト』は使用教材から外すことはないが、もう１冊別のテキストを持たせる必要があると考えている。オリジナルテキストは、塾の現場というものを非常に考慮して作成されているテキストだと思う。そのため、授業での教えやすさは、他のどのテキストよりも群を抜いている。授業展開の計画を立てるのも、非常に容易なものにしてくれる。経験の少ない学生講師でも、このテキストに沿って教えれば、ある程度の授業が展開できることだろう。また、基礎的な演習問題の量も豊富なので、塾の要である反復練習によって生徒の基礎学力の定着を図るには非常に適している。例えば関数のグラフなんて、「これでもかっ！」ってくらいグラフの読み取り演習があるので、どんな学力層の子どもでも、全ての演習をこなすことで定着させることが可能である。しかし、だ。オリジナルテキストは反復練習により部分的なトレーニングこそ十分積むことができるが、総合的な実践力を養うことは難しい。上手く説明することができないので、キックボクシングで例えてみる。（自分がやっているスポーツがこれだけなので、マニアックであることを許して下さい）キックボクシングを上達させるには、まずたくさんある技の習得が不可欠である。足技ならローキック、ミドルキック、ハイ、前蹴り、膝蹴りなど。手技ならジャブ、ストレート、フック、アッパー、ボディなど。それら一つ一つの技を反復練習することで、まず完璧に習得しなければいけない。オリジナルテキストが得意なのは、この一つ一つの反復練習だ。徹底的に反復することによって、一つ一つの技（問題）を体で覚えさせることができる。しかし、キックボクシングは単なる技術の習得だけでは試合に勝つことはできない。相手を立ててスパーリングをすることで、技のコンビネーションの出し方や攻められた時のガードなどを実践的に練習し、習得した技を試合で使いこなせるようになる必要がある。オリジナルテキストの弱点はこれだ。習得した一つ一つの基本を実践的に練習する問題に乏しいので、基本が組み合わさった応用問題や受験レベルの問題で、習得した技を使いこなせるレベルにまで持っていくことが難しいのだ。2009年度の中学数学の教材は、この問題を解消するための実践的な問題集の導入を検討している。候補として考えられるのは、ウィニング、シリウス、新中問などであろうか。神奈川県公立レベルであれば、レベル別パターン別実力完成問題集までは必要ないか…？まだ少し考慮する時間の余地はある。教材研究をコツコツと進めていこう。

  Dec 20, 2008

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