ここで8つの多元的能力のうちで私が最も興味を引いたものを
いくつか説明したいと思います。
1)言語能力
私も知らなかったことですが、これに適応している人たち全てが
本が好きというわけではない。
話がとても上手に出来る能力もこの言語能力に含まれる。
子供達の能力を活かすための保育には、
絵本を読み聴かせることと共に、
子供に話す機会を与えることも必要なことが解りました。
絵本を読んでいる途中に子供たちが
疑問を先生に投げかけることも、子供が興味を示している、
理解しようとしている大事なステップとして、
子供達の疑問に答えてあげたり、聴いてあげたり、
先生から疑問を投げかけたりすることで子供達の想像力も
よりいっそう膨らむのだと思います。
2)音感能力
いくつもの楽器が上手に引けることに限らない。
また、この能力は年をとっても失われにくい。
言葉を並べてただ説明するだけでなく、歌を歌ったり、
リズムをつけたりすることによって子供達に
解り易く吸収されやすいものに変化する。
この能力に優れている子供たちに限らず、
言葉もまだたどたどしいさくらんぼぐみの子供達にとって
音感表現して伝えてあげることはとても良い手段かと思われます。
是非これは使ってみたいと思います。
3)人間関係形成能力
この能力に優れている子供達にも、これから社会性を
身につけていく子供達にとっても、グループで行動をとったり、
協力し合える、教え合ったりする機会を通して友達の大切さを
学んでいけると思います。
4)
論理的-数学的能力、空間能力
実物を使用して、五感を働かせることが子供の能力の拡大に繋がる。
例えばある果物について学ぶならば絵を見せるよりも、
実物に直接視たり、触ってみたり、匂いをかいでみたり、
食べてみたりすることが理解しやすい。実物を使用すること、
Field Trip(動物園、水族館、博物館、美術館など)に見学する、
科学実験等実際自分の体や頭を使って体験することは
子供の興味の視野を更に広げられると思います。
リサさんからの色々な保育のヒントを得て感じたのは、
自分がどんな保育をしていくべきなのか、どんな保育士でありたいか、
常に初心に戻って考えることの大切を学んだような気がします。