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テーマ:きくスキルの研究(496)
カテゴリ:田中日記
ニイハオ。田中です。
「中国にはサービス意識がないから、CRMは成り立たない」 私の周りの方だけかもしれませんが、中国ビジネスをしている日本人だけでなく中国人の方々も、そうおっしゃっています。 コールセンタに電話を掛けても、オペレータは顧客と喧嘩を始めてしまうことも多いようです。 先週の松野さん日記のなかで「お客様との会話の中に"But"、"No"は使わない」とありましたが、真逆で、会社人・企業人としての意識が薄いという問題もあるようです。 それが故とお思いますが、展示会では弊社「通話録音+音声認識によるサービス品質向上」のソリューションを展示したところ、非常に好感触でした。 通話録音で証跡管理を行い、音声認識でオペレータの監視を行うことからはじめて、サービス向上につなげたいという考えの様子です。 中国政府高官の方にもご覧頂き、「今後は中国も信用を客観的に評価、アピールすることが重要」とのお言葉をいただきました。 食の問題で日中の安全意識の違いが浮き彫りになりましたが、今後は中国でも「あんぜん・あんしん」また、サービス意識が高まってくるのでは無いでしょうか。 またサービスをするためには、やはり相手の話を「きく」ことが重要であり、今後はそういう研修やツール等が重要になってくるのでしょうね。 ちなみに中国国内でのコールセンタの難しさとして、方言の問題があるようです。 少数民族も多く、大きく分けても20以上の方言があり、他の地域の方がきいてもまったくわからないとのこと。 北京語を聞くことはできるようですが、喋るほうはお国柄がでてしまい、例えば、上海の方の「10」「4」「14」「41」の発音の違いが、北京の方はわからないとのこと。 もちろん日本でも方言の問題はありますが、中国は国土の大きい分、ただ「聞く」にしても大変ですね。 (この項続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月23日 04時44分46秒
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