カテゴリ:俳句・エッセイ
今日は句会、いつもはこれまでに作っておいた句の中から出句する5句を選び最後の推敲を行うのだが、今回は蕁麻疹の憂鬱さもあり、短時間でもなんとか作れるだろうとタカをくくっていて殆ど一句も作っていなかった。
おまけに、蕁麻疹の診察もあり、待合室で俳句を作るハメになった。蕁麻疹の方は一応収まったということで、次の予約はなくなった。結局全治まで3週間かかった。 俳句はなんとか5句を作って出句したが、結果は散々だった。先生からは一句も選ばれず、仲間から2句が選ばれただけで、残り3句は誰からも選ばれなかった。 仲間から選ばれたのは次の句。 雛納 そのまま生かす 包み癖 (4票) 草餅を 買うて吉野を 後にする (1票) 誰からも選ばれなかったのは次の句。 参道の 朧の中に 二之鳥居 小さき口 もて囀の 大き声 山笑ふ 耳を澄ませば ふふふふふ 今日、先生の特選に選ばれたのは次の5句。 ◎話しかけ 己が応へて 雛納む 豊子(先生特選ほか2票) ◎雛納 最後は父に 委ねをり 嘉世子(先生特選ほか2票) ◎かづら橋 渡れぬ吾に 山笑ふ 愛子(先生特選) ◎この町に 住んで久しや 初音聞く 哲子(先生特選) 今日の最高得点句は、次の2句。 春日野に 塔を浮かして 夕朧 幸男(先生ほか5票) 乱れ髪 撫で付けもして 雛納む 愛子(先生ほか5票) 先生の句で、一番人気のあったのは次の句。 生涯を 生真面目に生き 山笑ふ 塩川雄三先生(5票) 写真は、句会の様子と反省会の様子、バックの枯木は会場の近くにある梯梧の木、思い切った剪定がされている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.12 22:40:12
コメント(0) | コメントを書く
[俳句・エッセイ] カテゴリの最新記事
|
|