カテゴリ:旅行・ハイキング
今日はいいお天気になり、各地の桜も満開になったと思われたので、かねてから計画していた「JR一筆書きの旅」と実行した。
JRで隣の駅までの切符を買い、反対方向の電車に乗り、途中同じ駅を通らないで隣の駅まで行くもので、できるだけ長い距離を乗るのがいいとされている。知人からいろいろ体験談を聴くことはあり、私も一度やってみたいと思っていた。ある知人は桜のシーズンに沿線の車中からいい花見ができたそうなので、そのルールを参考に次のような案を考えた。 桜の宮→大阪 10:00大阪 10:50草津 10:57草津 11:39柘植 11:42柘植 12:35加茂 12:45加茂 13:00奈良 柘植経由 13:37奈良 16;34和歌山 桜井、高田、橋本経由 16:49和歌山 18:04天王寺 18:11天王寺 18:16京橋 9時30分に家を出て桜の宮駅で120円の切符を買い、環状線で大阪に行き、10時の新快速で草津まで行った。草津で草津線に乗り換え柘植まで行った。草津での乗換時間は7分、十分間に合った。貴船から柘植の区間を乗るのは初めての体験。柘植から加茂までの乗車も初体験、さらに、高田から橋本回りの和歌山行きも初体験だった。和歌山に着いたの16時34分、この3時間は乗り応えがあった。 聞いていたとおり、今の時期、車窓からはいろいろな桜を見ることができた。車中で詠むつもりで持参した本は殆んど読まず、景色を見たり写真に撮ったりばかりしていた。写真は駅名表示板を含めて330枚。 駅に桜を植えているところも意外に多い。3分の1以上はあろう。お寺や神社の桜、学校や会社の運動場の桜、公園の桜、街路の桜、川沿いの桜、個人邸の桜、山の自然な桜等々。桜だけでなく、梅が残っているところもある。菜の花も各地で咲いていた。草津線では近江富士がきれいに見られたし、関西線では伊賀上野城、木津川渓谷、桜井線では三輪山や古墳、和歌山線では大和三山、紀ノ川などが見られた。桜井線では数十尾の鯉幟の飾りも見た。 一番よかったのは、柘植から加茂までの一両電車。沿線の桜は一番きれいだった。各駅にもたくさんの桜が植えられ、特に笠置駅付近は最高だった。 写真は、途中主な駅の駅名表示板。左上から右下へ通過順。 写真は、車窓から撮った桜。油日駅(草津線)、佐那具駅(関西線)、角の口(関西線)、島が原駅(関西線)、笠置付近(関西線)、佐保川(奈良付近)、三輪駅(桜井線)、角の口駅(和歌山線)、山中渓(阪和線)、乗車券。 読みにくい駅名にもたくさんお目にかかった。 櫟本(いちもと)、笠田(かせだ)、名手(なて)、布施屋(ほしや)、六十谷(むそた)、新家(しんげ)など。 今日の乗車距離を合計すると、333.1キロになる。大阪から静岡の手前の菊川まで、あるいは大阪から広島までの距離に相当する。この区間の切符を買えば運賃は5250円となる。それが120円で済んだのだ。でも本当はこの経路の一番遠いところで降りて、そこで清算して帰ってくれば、1620円×2=3240円なのだ。甲南から柘植までの5駅が桜ノ宮から一番遠いところになる。そのほかの駅ならどこで降りてもそれより安く済む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.13 22:12:59
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