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2021/12/27
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カテゴリ:植物

​​11月に野沢菜漬けを漬け込んでみた。​ 
 漬け込んで数日経つと水が上がってくるというが、さっぱり上がって来ないし、味見してみるとはっきり言って不味い。自分の作ったものが不味いというのは相当のこと。
 テキスト通りに作ってみたのに、何がおかしいのだろう。大きい樽で大量に作らないと美味しくならないという話も聞いた。少量では美味しくできないのか・・・・
 大量なら美味しくできる・・・スケール効果だろうか。樽の形が相似形だとすれば、容量は大きさの三乗に比例し、面積(例えば底面積)は大きさの二乗に比例する。どうもこれが鍵らしい。
 50Lの樽に野沢菜なら約30kg漬け込めるらしい。教科書によれば野菜の重量とほぼ同じ重さの重石を載せろという事なので、30kgの重石を載せる。相似形をした5Lの樽なら、3kgの野菜を漬けられれ、重石の重量は3kgと言う事になる。

 押し蓋の形も相似形で、大きな桶の方の直径が50cmなら、小さな方の直径は23cm

すると、押し蓋の単位面積当たりの加重は、大15.3g/平方センチ 
                            小 7.2g/平方センチ

となって、小さい方の桶で押す力は大きい方に比べ、約半分になってしまう。これでは同じに漬かるはずがない。

 重石の効果は、漬物の上から下まで同じくらいの力で及ぶ。下の方の漬物は上の漬物の重量も加わるが、完全に水の中なら浮力が働き上も下もあまり差は無いと思う。従って同じ樽で重石の重量は、野菜の重量比例ではなく一定にすべきではないか。

​結論:漬物石の重さは、野菜重量や樽の容量ではなく、樽の面積(例えば底面、あるいは押し蓋の面積)を基準にすべき​​である。
常識外れに重い重石を置いてみた。こちらの方がはるかにうまく漬かるようである。現在熟成中



とにかく、漬物は水の中に沈めなくてはだめだ






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Last updated  2021/12/29 11:41:01 AM
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