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カテゴリ:PC『星空のメモリア』
『星空のメモリア』感想 第十二回 “南星 明日歩”編
明日歩ルート進行中。 とりあえず、おめでとうございます。 個別ルートに入っても、学校生活の賑やかさは変わらない。 ただ、メアに全然会えなくて寂しい…。 ※以下、ネタバレ注意
前回のあらすじ。 天クル初の合宿開始。
【9月15日】 元気を取り戻し、皆の前で星座の解説をする明日歩。 今夜はみんなで天体写真を撮るようだ。 「星空は人の一生のうちにほとんど変わらなくても、やっぱり撮る人によっては違ったかたちで写真に残る」 「想い出みたいに」 「大切な過去の記憶みたいに……」 …まだなにか引き摺っているな。
写真を撮る準備をした後は、ミルキーウェイで食事。 残念なことに、親に泊まりを反対された衣鈴は学校に戻れず、戦線を離脱…。
別行動中の岡泉先輩組はまだ戻らず、屋上で明日歩と二人っきり。 何か言いたそうにしている明日歩を見て、洋はその意図を半ば確信し、怖気づいている。 明日歩は散々迷った挙句に、ようやく話を切り出す。 「……な、なんでもない」 ……おい。 「うわーん!恥ずかしくて言えないよ~!」 言えないかぁ…。 言ってしまえば、案外あっさり解決しそうな気もするんだけどな。 しかし、ここに来て洋がヘタレているのは何故だろう。 ヘタレ同士で、話が全然進まないぞ。
活動が終わり、就寝時間。 洋は自分のバッグの中に、書置きを見つける。 『深夜、みんなが寝静まった頃に屋上で待っています』 日時の指定どころか、差出人の名前すらない。 ……これで岡泉先輩だったら大爆笑だな。
屋上では、明日歩が待っていた。 明日歩は、自分の初恋の相手が洋であると語る。 一時は洋のことを忘れていたが、再会して側で触れ合う内に、 やはり恋をしているのだと気付いたとも。 「好きです」 「南星明日歩を、小河坂洋の彼女にしてください」 「……ああ、いいよ」 憑き物が落ちたように、爽やかに受け入れる洋。 一方、明日歩は困惑している。 「だ、だめだよ……今のは、ナシだよ……」 「だって洋ちゃん、展望台の彼女さんのことが……!」 明日歩は、洋と“展望台の彼女”との関係を誤解して負い目を抱いており、自分の恋にケリをつける為に、つまり洋にフられる為に告白したのだった。 面倒臭い娘だなぁもう。 「俺は、展望台の彼女じゃない。明日歩に恋したんだよ」 泣きじゃくる明日歩を、優しく宥める洋。 ……。 残念だけど、明日歩の不安を鑑みるなら、洋はもう展望台には行かない方がいいな。 メアとも……もう会えなくなるけど……お……おぉぉぉ……。
【9月16日】 翌日、明日歩に普通に挨拶する洋。 「おおおおおおおはよう」 「う、うん、おやすみ……」 日本語を忘れる二人。 二人とも可愛いなおい。 明日歩は、昨夜のことを夢だと思っている。 洋が軽くキスをして夢じゃないと教えてやると、また泣き出した……昨晩から何回泣いてるんだこの娘は。 「でも……泣き虫でよかったかな……」 「泣いてると……洋ちゃんがキスしてくれるし……」 うわああああああ……。 うわあああああああああああああ……ぁぁ。 あああああああ…………。 やべぇ可愛い。 明日歩が加速度的に可愛くなってる。 明日歩に萌え殺されそうになったのは、これが初めてだ。
二人は他の部員の前で、晴れて恋人同士になったと報告。 「恋人になるの、遅いくらいなんじゃないの」 「ふたりとも奥手でしたので、そう考えると早いのかもしれませんけど」 「どちらにしろ驚くようなことじゃないね」 誰も驚いてくれない。 次いで、マスターにも報告。 こちらもあっさり受け入れたマスターは、自分の過去を語る。 自分は仕事にかまけて妻に逃げられて、明日歩を独りにさせない為に天文学者を辞めたが、実際には明日歩に頼り切っていたのだと。 「まとめると、二人で仲良くしていなさいというだけだよ」 「キミがバイトに来てくれて、本当によかったなあ」 うむ、理解のある親御さんで良かった。
夕方までは自由行動。 明日歩は洋の右腕に抱き着き、デートを満喫している……。 ……今までスルーしてたけど、明日歩がやたら洋の右側に居たがるのは何故だ。 自分が車道側を歩こうとしているとか、そういう男前な理由なの?
夕方まで遊んで学校に戻ると、蒼姉妹とついでに千波とも鉢合わせ。 「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃーーんっ!!しばらくぶりだねお兄ちゃんっ、千波を思って枕を濡らしてないか心配で会いに来ちゃったよっ、健気でしょいじらしいでしょお兄ちゃんが望むなら今夜は添い寝を……」 個別ルートに入っても全然ウザさが抜けない千波はすげぇ。 「……あたしも、添い寝したい」 「……なにやらお二人の距離が近いと思いましたが、そういうことですか」 「お、おめでたいですっ、祝福ですっ」 これで二人の仲が全員にバレたか…。
夜になると、屋上で天体観測。 天体写真の説明をする明日歩と岡泉先輩、蒼姉妹に千波、姫榊姉妹、各々楽しそうだ……。 「今夜は明日歩に聞くしかないな」 「うん、洋ちゃんの家庭教師になってあげる」 明日歩はぶーたれた顔も可愛いけど、やっぱりニコニコしてるのが一番可愛いな。
深夜、洋と明日歩は屋上で逢引。 「あたし……まだ、夢なんじゃないかって思ってる……」 「夢みたいに、ずっとふわふわ浮いてるの……」 「だから……教えて欲しいなって……」 「夢じゃないこと……あたしに……」 そのままヤり出す二人。 だからお前らエロゲ世界の住人は学校の屋上とか教室をラブホ代わりに使うなと何度言ったら聞いてくれるの?
【9月17日】 合宿最終日。 「つきあい始めて二日目、しかも初めてが学校でなんて、お盛んですね」 バレてら。 学校祭の出し物について話し合い、天体写真展と決まった時にはもう夕方。 これにて合宿終了。 が、二人で帰る途中、明日歩が岡泉先輩から借りた屋上のカギを、学校に返すのを忘れたという。 「夕べ、洋ちゃんとふたりっきりになるの邪魔されたくなかったから……。屋上のカギかけたかったから」 「あ、あんなとこ……誰かに見られたら死んじゃうもん」 おいおい、最初からあそこでイチャつく気だった、とエロい意味で受け取れるぞ…。 ともかく、学校に引き返すことになった。
そのまま反転したため、位置が入れ替わり、明日歩が洋の左隣にいる。 洋は「明日歩と再会してから今まで、明日歩が自分の左隣にいた記憶がない」と言うが、まぁ明日歩が意図的に洋の右側に陣取ってるのは確かだろうな。 「なあ、明日歩」 「……」 「明日歩?」 「……」 洋はこの事実を伝えようとするが、明日歩は気付いてくれない…。 結局、洋が目の前で手を振るまで、明日歩は洋の呼びかけに気付かなかった。 なんだこりゃ?
【9月18日】 マスターが突如、明日歩と洋をクビにした。 「僕のために店の手伝いをしているのなら、やめなさい」 「僕はもう、それを望んでいないんだ」 「おまえの時間を奪うことのほうが辛いんだよ」 激しく反発する明日歩。 唐突に親子喧嘩が勃発した…。
マスターは、明日歩に仕事なんかせずに、洋と遊んでいて欲しいと思っている。 これは確かに親心だが、ちょっと強引過ぎやしないか。 明日歩もすっかりヘソを曲げてしまったし、せっかく付き合い始めたのに幸先悪いなぁ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.05 03:54:36
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