カテゴリ:操縦訓練は誰でも出来る
失速状態では翼面の気流が剥離してるので翼としての役割を果たしていない。 簡単に言えば揚力が無くなった状態。 なので、上下方向で飛行機に作用するのは重力だけ。 ということで、墜落の危機に瀕してる状態。 とは言っても、そのまま墜落する訳にはいかないので、そこからの回復訓練。 初めて経験したのは、3回目の飛行訓練。 パワーを絞って速度を落として機首を20度に上げる。 すると、失速警報音が"ピー"と鳴りだす。 それを無視して飛行を続けると機体のお尻がストンと落ちる。 その瞬間が失速状態。 落ちる~!!! と、 言ってる場合ではなくて。 すかさず操縦輪を押して機首を下げる。 と、同時にパワーはフルスロットルにして推力を上げる。 機体が傾いていたらラダーで水平に調整。 ここで、やってはいけないのがエルロンでの水平調整。 エルロンを操作するとスピンし、もっと危機的な状態に陥ってしまう。 なので、操縦輪は押すだけで左右に回してはいけない。 いや~。 初めての時は怖かった!!! まぁ~、今でも怖いけどね!? そのとき正直に教官に"怖い"と伝えたら・・・ 次回の飛行訓練も同じ内容になっていた・・・ 怖いとか言ってる場合じゃなくて、シッカリと置かれた状態に対処しろ! と、言う事か!? そんな経験を経て、今週は"墜落"じゃなくて"失速"から復帰の再確認の練習。 Departure, Approach, Landing の3形態での練習。 Departure(離陸)は怖さは内ば、と言うのも。 上昇中なので高度が下がる事なく練習できるわけで。 感覚的にはスローフライトを間違ってしまったようなもの。 しかし、Approach(着陸進入)とLanding(着陸)の場合は高度を下げながらの失速なので怖さ増幅。 まぁ~、着陸途中を想定してるのだから高度が下がるのは当然なんだけどね。 とは言え今回は運悪く、ストール直前で機体が傾いてしまった。 ストール中の視界は地平線に対して斜め上!!! まずは、操縦輪を押すことに専念、間違っても左右に動かしてはいけない。 同時にパワーはフルスロットル。 で、機首が下を向いて速度が上がっても、機体は斜めのまま。 そのときの、視界は地平線に対して斜め下。 速度が上がったのを確認してエルロンで機体を水平にし、上昇体勢に以降。 ジェットコースターが余り好きでは無いうさぎにとって、 失速は苦手な課題になりそう??? そんな墜落の練習を終えて、出かけたのが桜見物。 しかし・・・ 埼玉古墳の桜は一分咲き? 三分咲き? 気温も上がってるので、来週まで持つかな??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.03.30 19:15:30
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