カテゴリ:プリウス
うちで運用している独立型太陽光発電システムのバッテリーもそろそろヘタってきたようで、
プリウスPHV搭載の4.4kWh(実際に使えるのは3.0kWh~)のリチウムイオン電池を うちの発電システムに加えることができないものかと検討を始めました。 これらはPHVやEVの充電用の200V、100Vの純正コンセントボックスで、ふつうは入手困難です。 この手の電気工事をやっている会社の社長で、しかもプリウスPHVのオーナーでもある同級生の協力があるので、簡単に入手できますけど^^; とりあえず、独立型太陽光発電で蓄電したDC24VのバッテリーにつないでいるAC100V3000Wのインバータからプリウスに充電できるか? というのは独立型太陽光発電をやっている人には非常に興味があるところだと思います。 うちの場合、これができないとプリウスPHVを持っていても意味がない。 結論から言うと、できます。 プリウスPHV用の純正の100V用プラグ(アース付き)を100Vインバータのコンセント(アース付き)に差し込むだけで、プリウスは充電を始めました。100Vだと3.2時間かかると表示しています。 ちなみに、このインバータの出力は(AC50V~アース~AC50V)となっています。 詳しい話は省略しますが、この「アース」が重要です。 アース端子がないコンセントにプリウスの充電プラグを無理やり接続しないでください。 最悪1/2の確率でプリウスが壊れるかもしれません。アース端子がない場合は、 プリウス側からアース棒を地面にさして、グランドアースを確保してください。 プリウスの充電回路は公開されていないので想像ですが、 実機を見たところ充電ジャックのアース端子は車体のアースと導通があり、 このアースを基準に2つの端子から交流の充電電流を受け入れるようです。 オーディオでいえば、バランス型入力のようなものと考えれば、それがどういうものかお解りになると思います。 直流電流を受け入れるかどうかは検証していません。 いける可能性はあると思います。 少なくともプリウスはアースを基準に、 AC(0~100V)~アース~AC(0~100V) という充電電圧を受け付けます。 この意味が解らない人は自分で充電設備の工事をしようとか思わないでくださいね。 純正コンセントボックスを買わなくても、汎用品に同じ形のものがありますので、 設置工事は自己責任ということならできないことはありません。 充電中はDC24V/50A程流れますので、PVの最大出力電流がこれ以上になるような発電システムを持っていて、 しかも太陽がPVに当たっていないと独立型太陽光発電システムのバッテリーが消耗します。 次回はプリウスPHVのリチウムイオン電池に蓄電した電力を家庭内で使えるか? という実験をします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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