井戸の内壁が崩壊して砂に埋もれた井戸の現状ですが、
エアリフトポンプの配管をしたまま放置状態です。
エアリフトポンプとは砂も一緒に汲み出すことができるポンプで、
大きなエアコンプレッサーが必要になるのですが、
井戸の掃除によく使われます。
草に埋もれてよく見えないかもしれませんが、
左側のオレンジの蛇腹ホースが吐水管です。
2〜4mの塩ビ管を繋ぎ合わせて、井戸の水面下に配管の先端を届かせています。
約18.5mです。引き上げてみると現場の屋根の上には乗り切れず、
外にはみ出ています。かなりの長さ(深さ)です。
塩ビ管の内部にはこれもオレンジ色のホースがやはり水面下まで伸ばしてあり、
このホースにはエアコンプレッサーが繋がります。
エアリフトポンプのイラストは愛知県のサイトよりお借りしましたが、
こんな感じです。
エアを井戸内部に吹き込むと、水が溢れ出すという仕組みです。