春の風景:北海道の牧場より
ゴールデンウイーク中はすっかり春~~なんて暖かさ・・・が、一転。ここ最近はまたも夜には0度近くまで下がって、霜注意報、出てますね~~畑の草も伸びずにイライラ気味なおとーさんをしり目に、ムスメ達は元気に遊びまわってます。春と言えばやっぱり、これ。ぎゃあ。カエルの卵、どっさり。牛舎前の側溝に、こんなにありました。その横では、大きな水たまりを見つけて泥遊びに熱中する三人娘。春の外遊びでは、シャボン玉が大人気。・・・牛に見せても分かんないだろうな、たぶん。春の草の伸び始めた畑は、こんなお客さんもどっさり来ます。シカです。大群です。新芽、全部食べられます。主役のはずの牛は、いまだ牛舎から出られずにうらやましそうに見つめるのみ・・・カワイソウニ。泥遊びやお花摘みやツクシ探しに熱中する子供たちをよそに、大人たちが熱中するのは、宝探し。さて、宝はどれかわかりますか?正解は、コチラ。北海道でも、都市周辺では取り尽くされて今はあまり見られないという貴重な山菜、「行者ニンニク」別名「アイヌねぎ」。うちのほうでは、畑の合間を流れる川岸にわんさか生えてます。その名の通り、ニンニク臭の強いネギみたいなもの。滋養強壮に最強の山菜で、オジさん、オバさんはこぞって山へ、ネギ取りに。昔はそのままナマを醤油漬けにしていただきましたが、いまはエキノコックスがコワイので、さっとお湯を掛けてから醤油漬けに。少し風味は落ちますが・・・これを食べると翌日体中が臭うんですよ~~オヤジ臭。でも、やめられない明日は、サークルでたくさんの人に会うというのに・・・さっき、おいしく頂いちゃいましたあ~~あ。