日本の老人介護の方向
昨日は、日課になっている小平グランドでの、東京の練習試合観戦をキャンセルして、老人介護施設の見学に行って来ました。我が家で、先月まで自宅介護をして来た義母が、いろいろな意味で限界に来てしまい、自宅介護を断念する事になり、そのための勉強をかねています。どうも、日本の老人介護のあり方が、今ひとつ理解出来ませんでしたが、今回訪問した東京都の施設で、その大きな方向性が、やっと理解できました。基本的な考え方は、自宅で家族が介護する事であり、それが出来なかったり、病気になった人を含めて、次のステップに進むためには、介護老人保健施設(老健)という選別施設を経由して、自宅での介護をしたり、特別養護老人ホーム(特養)に入所させたりして行くのだということを。ただし、それはあくまでも建前であり、実態は、老人病院と呼ばれた施設が中核をなしていたころと、さして変化していない事を。なぜなら、お役人の考える事は、机上の空論ばかりで、実態を本当に理解しているとは思えない、こころがこもってない対応ばかりだから。本当に、死に向かって行く事の大変さを、改めて痛感してしまいました。 にほんブログ村