納得、宮崎駿監督作品「風立ちぬ」
9月2日付けのこのブログで、「宮崎駿監督の引退に思う事」を書いてから、今回の最後の作品が気になっていました。それは、「個人的には、宮崎駿は引退してしまっていた。」と書いた通り、もう個人的には引退していたはずだから。それで、久しぶりに、映画館に「風立ちぬ」を観に行ってきました。そこで、いろんな意味で納得させられました、本来の、宮崎駿作品に出会えました。宮崎駿監督が、自分のやりたい事を、わがままを通して製作したので、商業的な受けと言う物が少なく、少々難解なものになっていましたが。 この映画は、観る前のイメージとは全く異なる物で、全編、宮崎監督のメッセージが満載で、この作品で辞める事に対する答えや、アニメに対するロマン、そして、これからの時代に対するバトン、そんな事を強く感じる作品でした。改めて、宮崎駿監督は辞めるのを、自分の中で消化出来た気がします。それと同時に、その偉大さを痛感しました。ただただ、「ブラボー」と言いたいです。そして、「ありがとう」と。追伸、韓国で騒がれていましたが、そのトンチンカンさが滑稽でなりませんでした。お金を払って映画を観れば、本当に、その答えは簡単に分かりますね。堀越二郎も零戦も、ここでは、大して意味がない事をね。 にほんブログ村