へっぽこ打鐘装置

　今年の春の選抜高校野球は、先日、静岡の常葉学園菊川高校の
初優勝で、幕を閉じました。

　決勝は昨秋の東海大会の再現。
大垣日大がリードをなんとか保ちつつ試合を進めていたの
ですが、最後に常葉菊川が、ついに逆転。
初優勝は常葉菊川になりました。
　今大会、秋のリベンジマッチはこの前に２試合あって
（熊本工業ー千葉経済大付・広陵ー帝京）
その２試合とも、秋の敗退チームが雪辱を果たして
いたのですが、この試合は残念でございました。

　今大会は、大垣日大を応援チームのひとつに
してみていて、なおかつ、特別枠の初出場初優勝を
期待していたので、決勝は正直むっちゃ悔しかったですorz。

　でも、試合は点の取り合いあり、しのぎあいがあり、
とても白熱した名勝負であったと思います（＾－＾）。
　秋は4-0で負けてたので、また一歩常葉菊川へのリベンジに
近づいたのではないでしょうか。がんばれ、大垣日大！

　そんな心情でも、優勝した常葉菊川にも、もちろん
惜しみない賛辞を与えたいです。
　今まで甲子園で勝つことが出来なかったのが、
今年も初戦で難敵・仙台育英と当たって、見事勝利！
そのまま全国優勝まで突っ走ったのですから。
　苦労した分、強くなったなぁ、と思います。
攻撃型の見て面白い野球。そしてピッチャーも
田中・戸狩両投手という、しっかりとした２枚看板を
持っている総合力で好チームでした。
　おめでとう、常葉菊川！！



　
　さて、今大会ですが、開会式でついに”全員が平成生まれ”
となったことを知り、むっちゃびっくりしました(；ﾟДﾟ)。
　本当、新しい世代への引継ぎを切に感じましたねー。


　で、その初戦はほとんどが大接戦。
結構、

”なに？その仕組まれたみたいなカード”

っていうような試合が多かったのも一因ですね。


　でも、伏兵が強豪をねじふせる場面もみられました。
秋の２強は早々と初戦で散りましたし・・・。
　逆に、そういったおもしろ味もあったのもよかったですねー。


　初出場校の活躍が活発だったことが、そのおもしろ味に
つながりました。
　特に決勝に進んだ大垣日大、室戸、都城泉ヶ丘、都留、
といったあたりは、本当にのびのびと最後まで試合を
していたように思います。見てて清清しかったですね（＾＾）。
　書いて気づいたけど、全部、特別枠の学校です。
改めてすごいことですねー。

　そのうちの２１世紀枠の両校のたたかいっぷりは見事。

　初戦で負けても都留は今治西と互角以上の好勝負を
しましたし、強豪、桐生第一に完勝した都城泉ヶ丘は、
初代２１世紀枠の宜野座のように、また実力で夏に
でてくることもできそうな実力を持っていたように
思います。
　”そのまんま東知事枠は関係無かった”と思わせて
くれる活躍を見せてくれて、改めてよかったと思います（＾＾）。
　あと、長いこと高校野球を見てきて、ファミスタの応援ってば、
初めて聴きましたw。（ナムコのファミコン生まれの大人気ゲーム、
”ファミリースタジアム”のことです。）
新鮮で懐かしくて、すごい好印象が残っています( ´∀｀)。　
あー、またファミスタやりたくなってきたw。



　今大会、印象に残った好試合は・・・

報徳ー室戸、都留ー今治西、広陵ー成田、市川ー聖光、
創造学園大付属ー旭川南、高知ー関西、
千葉経済大付属ー熊本工業、大垣日大ー都城泉ヶ丘
常葉菊川ー大阪桐蔭、室戸ー熊本工業、
準決勝２試合、決勝戦

と、いったあたりです。

　また、印象に残ったびっくり試合は
今治西ー常葉菊川、大阪桐蔭ー日本文理でした。
ここまで点差が離れる試合になるとは思っても
見ませんでした；。
　特に桐蔭ー文理戦は、中田投手の程よい荒れまくり
具合で、文理打線が対処しきれなかった、というのが
一番の要因。ちょっと惜しかったですね（；＾＾）。


　びっくりといえば、都留ー今治西戦で
乱入してきたイタチ（フェレット）。
なごみましたね(*´∀｀)。
　つか、あんなのはじめてですよね（笑）。

　本当、甲子園はいろいろあるところですw。

　それと、”あれがヒットにならんのかいwww”
というような、守備の好プレイが例年よりも
たくさん見られたことも特筆すべき点。
　華麗なプレイが当たり前のようにでていたのにも、
やはりビックリしました。
　熊工ー千葉経済大付の試合で、千経付の
あわや勝ち越しのランナーを、レフトの二殿選手が
好返球でホームでアウトにした場面は、
96年夏の決勝の熊工あわやサヨナラ犠牲フライ?!
といったところで、相手の松山商業のライトの矢野選手が
好返球でアウトにしたところにダブりました。
二殿選手はもしかしたら知っていて、覚えていたかも？
　


　一番印象に残った選手は、室戸の森澤投手。
ええ顔してた選手が多かった今大会でも、
一番印象に残りましたねー。

　一番印象に残った監督は、やはり、大垣日大の
阪口監督です。
　毎試合後のインタビューも楽しみでしたし、
試合中のアクションも楽しみでした（＾＾）。
　特に、都城泉ヶ丘戦やったと思うのですが、
バントがなかなか決められなかった場面に、
”笑え！笑え！”と笑顔で指示を与えていた場面は
むっちゃ印象に残っています（＾ワ＾）。　




・・・というわけで、今大会も面白い大会になって
よかったです( ´∀｀)♪

　今後、春の新勢力の登場、そして夏の大会が、
また楽しみになりました（＾＾）。
　

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　あと、番外ですが、我が母校の育英は、
地区大会の初戦でいきなり宿敵・神戸国際大付と当たり、４－２で敗退。
　もう10連敗らしいですorzorzorzorzorzorzorzorzorzorz。
以前と全く立場が逆転してしまいました；。なんとかならんものか・・・。