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4月13日(日) 傘の活用
A氏が、商談相手の会社へ徒歩で向かっていると、急に強い雨が降ってきました。近くのマンションの玄関先に駆け込み、雨宿りをしていた時です。 少しすると、玄関から年配の婦人が出て来て、「返す必要はありませんので、もしよかったらお使いください」と、ビニール傘を差し出したのです。 A氏は温かい申し出に感謝し、「なぜ、見ず知らずの私に、傘を貸してくれるのですか」と理由を尋ねました。 婦人は、道に捨てられた傘や壊れた傘を拾って、手入れや修理をしているとのこと。もったいないと思い、再び有効に使ってもらっている、と言うのです。 A氏はその話に恐縮して、ありがたく使わせてもらうことを述べました。婦人に名前を尋ねると、「お気をつけて」とだけ告げて、婦人はマンションに戻っていきました。 A氏は、ビニール傘を安価なものと思い、粗末にしていたことを反省しました。婦人の心の温かさをかみしめながら、改めて物を大切にしようと思いました。 今日の心がけ◆物を大切に使いましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 いつもご覧頂いているお礼に、無料で送らせていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年04月15日 12時25分35秒
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