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カテゴリ:職場の教養
11月12日(土) ぜんそくの教え
体力不足が気になっていたSさんは、休日に、サイクリングに出かけました。 快調に川沿いを走っていると、急に咳が出始めました。その咳はなかなか止まらず、ついには自転車から降りて、その場にうずくまるほどでした。翌日、病院で受診をすると、ぜんそくにかかっていたことがわかりました。 帰り道、Sさんは子供の頃、小児ぜんそくで苦しんでいた友達がいたことを思い浮かべました。初めはその友達をかわいそうに思っていましたが、いつしか気にかけなくなっていたのでした。 Sさん自身がぜんそくになって、〈本当の苦しみは、本人にしか決してわからない〉ということに気づいたのです。 それ以降Sさんは、他人が痛みや辛さを訴えかけてきた時には、〈ああ、今は辛いんだな〉と、そのまま相手の気持ちを受け止めるように心がけています。 まだぜんそくは完治せず、薬が欠かせないSさんですが、他人の痛みを理解する心を育ててくれたぜんそくに感謝し、仲良くつきあう毎日です。 今日の心がけ◆苦しみの中にあるヒントを活かしましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。 朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年11月06日 10時02分11秒
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