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カテゴリ:職場の教養
11月16日(水) 妻の機転
S町に、第一日曜日の九時から「朝市」を開催するスーパーがあります。物によっては破格の値段でサービスするので、行列ができるほどの盛況ぶりです。 Tさん夫婦が、散歩を兼ねて、朝市に出かけた時のことです。ちょうど野菜のバーゲンセールをやっていました。山積みされたトマトの脇に、「六個四百円」と大書きされていました。 ある老婦人が、袋にトマトを三個入れて、「これください」と二百円を差し出しました。すると、「六個でなければ売れないの。すいません」と、お店の人が答えました。「じゃあ、いいです」と、婦人がトマトを戻そうとした時です。 「私、十二個買いますから、三個分けましょうか?」と、老婦人の後ろから声がかかりました。声の主はTさんの妻でした。「いいんですか?助かります」と、婦人は嬉しそうな顔をして、二百円を引き換えにトマトを受け取ったのです。 Tさんは、咄嗟の機転に感心しました。日頃から、こういう場面で声をかけなれているのだろうと、妻の隠れた長所を知ったのです。 今日の心がけ◆咄嗟の機転に磨きをかけましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。 職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。 倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。 ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で) お問いあわせはお近くの倫理法人会まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年11月11日 16時12分29秒
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