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カテゴリ:職場の教養
11月15日(火) 恩師の言葉
「落ち込んでいる暇はないぞ」。これはUさんの胸に刻まれる恩師の言葉です。 高校時代、バスケットボール部に所属していたUさんは、夏の大会を前に足を怪我してしまいました。落胆し、しょげているUさんを見た部活動の顧問は、Uさんを職員室に呼び出しました。そして、叱咤激励したのでした。 「落ち込んでいる暇はないぞ。たしかに君は、他の部員と同じような練習はできないけれど、足を故障している今だからこそ、できるトレーニングもあるんだよ。努力は決して人を裏切らないぞ」 Uさんは、その言葉で目が覚めました。そして、足にあまり負担をかけずにできるシュート練習を徹底的に行なったのです。 数ヵ月後、Uさんが試合に復帰した際は、以前にも増してシュートの精度が高まり、初めて顧問の期待に応えられるプレーができたのでした。 今年の同窓会で、二十数年ぶりに恩師と再会したUさん。鮮明に甦った恩師の言葉は、今もUさんを奮い立たせ、励ましてくれています。 今日の心がけ◆今できることに精一杯取り組みましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。 O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年11月11日 09時46分32秒
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