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カテゴリ:職場の教養
11月27日(日) 小春日和
「小春日和」とはよく聞く言葉ですが、間違って使われることの多い言葉です。 「小さい春」と書くため、「冬が終わって、いよいよ春が訪れる前の、ポカポカとした暖かい陽気」を指すと思われがちです。 小春は、俳句では冬の季語になります。晩秋から冬の始まりにかけて、春のように暖かく穏やかな天気が続く日があります。その時期を小春日和といいます。 まるで春のような暖かな日という意味を、「小」という一文字を加えることで表わしているのです。 さをしかの しの字に寝たる 小春哉 これは、江戸時代を代表する俳人の一人、小林一茶の句です。 「春のように穏やかで、のんびりとした暖かな日和に、牡鹿が『し』の字の形をして寝ているなあ」という意味です。 日本語は、「小」の一文字で季節感の違いを表わせる、こまやかで表現力豊かな言葉なのです。 今日の心がけ◆言葉が生まれた背景を知りましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 朝礼に利用すると、とても効果が高いと思います。 書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。 朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 翌月分の職場の教養は20日に、それまでに出来たぶんだけを掲載します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2016年11月14日 11時18分23秒
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