カテゴリ:マカオ今昔物語
セナド広場から聖ポール天守堂跡へ マカオの街は 西洋の古代ギリシャから 連綿と続く街の造り 人が集う広場が街の中心にある様式が そのまま今も残している しかも ポルトガル統治時代の名残をしっかりととどめる ポルトガル独特の石畳 カルサーダスが マカオを独特の景観にしている セナド広場 (カルサーダスの石畳の広場は春節祭の準備で華やぐ。 正面に見える白い格調高い建物、行政府でもある民政総署) 華やかに春を迎える 春節祭の準備中の セナド広場 古くから街の中心の広場 セナド広場 数々の祝典やイベントが 華やぐ広場 (広場の正面には白い建物・民政総署が見える。両サイドにはネオクラシック様式の 歴史的建造物が見える。華やかな南欧の雰囲気漂う) 波打つ美しい石畳の広場 この広場を取り巻く数々の建造物 パステルカラーのネオクラシック様式の 歴史的建造物に囲まれた華やかな広場 民政総署 セナド広場に面して建つ政府機関 民政総署 白を基調とした南欧風のネオクラシック様式のこの建物は 16世紀末からずーとポルトガる統治の行政の府であった。 そして中国返還後の今も、 市民生活に直結した行政事務を行なう役所があり 議事堂があり 重厚な図書館まであり、 その全てが 市民が利用している生活の場でもあるという。 仁慈堂 セナド広場に面して建つ 純白の美しい建物 仁慈堂 1569年アジア初の慈善福祉施設として設立されたもの。 西洋医療を取り入れた病院、孤児院、養老院などを備えていたという。 (この建物を設立したカルネイロ司教は、日本とも関係深く、日本への布教のため 来日したという) 現在は1階は公証役場 2階は仁慈堂博物館になっている このネオクラシック様式の建造物や文化財に取り囲まれた 南欧風の華やかな雰囲気漂う セナド広場から聖ポール天守堂跡までは カルサーダスの石畳の続く歩行者天国となっている。 聖ポール天守堂跡へ行く途上にある 聖ドミニコ教会 (高温多湿の気候のため、大きく開け放つことの出来る濃いグリーン のよろい戸が鮮やか。南国の教会らしい) メキシコから来たドミニコ会修道士3人によって 1587年に建てられた、木造の簡素な礼拝所がその始まりという 聖ドミニコ教会 現在のは、1828年に再建されたもの。 コロニアル風バロック様式のファサードは 純白の漆喰で繊細に装飾され マカオのファサードの中で最も美しいといわれている。 聖ドミニコ広場 カルサーダスを敷き詰めた 聖ドミニカ広場 ヤシの木の植栽と波打つ文様の石畳 ドミニカ教会の大きく開くグリーのよろい戸 南国の雰囲気漂う 聖ドミノカ広場も 市民の生活の場であり、 観光客で賑わう場でもある。 カルサーダス 前回にも書きましたが、マカオの街に独特の雰囲気を作り出している 敷石は、ポルトガル特有の石畳です。 中国へ返還される際、ポルトガルはマカオで稼いだお金は 一切持ち出さないという協定により、稼いだお金を使い切るために 本国から大量の石材と石職人をよんで、現在あるような石畳を 敷設して、その450年に及ぶ領有の記憶を マカオにしかりと刻み込みました。 次の写真は、 そのポルトガル本国のカルサーダスです。 マカオのカルサーダスも これらポルトガルのそれと 遜色ない立派なものだとわかりますね。 次回はマカオ世界文化遺産(3)聖ポール天守堂とその周辺をアップします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.27 22:17:20
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