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【ダークゾーン】貴志祐介 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 神の仕掛けか、悪魔の所業か。地獄のバトルが今、始まる。 なんだこのあらすじ(笑)でも何故か妙に興味を引かれるんですよね… 軍艦島の形をした「ダークゾーン」と呼ばれる異空間。 廃墟の中で目覚めた男女が、否応なく命懸けのバトルへ引きずり込まれる設定は大好き。 …なんですが、一つだけ問題が。 私、将棋のルールを知らないのです…!! この作品を読み進めるにあたって、これはかなり致命的だと思われます 登場人物達が皆駒になってしまい、死闘を繰り広げるという展開に終始するので、 ルールを理解していないと、面白さは半減するのではないでしょうか。。。 ≪オススメPoint≫ サバイバルホラーSF 将棋の知識は必須?? 結構エグイです 「相変わらずえげつないものを描くなぁ…」というのが、最初読んだ時の印象です。 森見登美彦さんにとって「阿呆」という言葉が褒め言葉のように、 貴志さんにとっては「えげつない」というのが、最高の褒め言葉だったりします(笑) 「ダークゾーン」という得体の知れない世界の合間に、時折ちらりと覗く現実。 悪夢と現実が一つになった時、主人公の塚田を待ち受けていたものは…。 ラストのオチに非難轟々らしいですが、よく考えるとこれ以外のラストもある意味怖い。 ゲーム的な世界が魅力ですが、同じジャンルなら「クリムゾンの迷宮」の方が断然好み。 でも、読む人が読めば最高のSFホラーになるんだと思います 貴志さんは大好きですが、今回はちょっぴりイマイチでした。 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
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