みんなやってるかもしれないお弁当汁漏れテク
ニットコートの出で立ちに空腹も手伝ってか、昨日の帰り道はひどく寒く。よたよたと歩く忘年会帰りの輩たちにイラつきながら、それでもスタスタと裏道を縫って新橋駅に駆け込んだ。もう秋も終わりと、ため息ひとつ。さてと。気分を変えて今日は久しぶりの食ネタ。最近思いついたお弁当作りの裏技をご紹介。朝の時間がないときにチャチャっと作るお弁当のおかず。野菜も摂りたいと思うと炒め物や和え物が多くなるのだが。ここで困るのが野菜からでる汁気。お弁当箱を傾けずに会社まで行くのは電車通勤ではそこそこ気を遣うし、混んだ電車でもみくちゃにされてでんぐり返ろうものなら半ベソな事態に。で、考えた。用意するのはどこにでもあるこの手のクラッカー。輸入食材やさんなどではかなりお安く手に入るやつ。裏技などとのたまっておいて今さらなんなのだけれど、要はこれを割っておかずを入れるカップに敷くだけのこと。これが意外と水分をよく吸ってくれる。結果、お弁当箱のなかがじゅわんじゅわんにならない、と。くったりと汁気を吸ったクラッカーもなにげに美味!みたいな。さらに炒め物なら、振りかけるだけの片栗粉、その名もとろみちゃん を仕上げにつかってもびしゃびしゃが防げる。ワタシ的には汁漏れ対策の二大巨頭…。それぽっちのことかい…。そう思った方、申し訳ない。…。収まりが悪いので、話をピーナッツバターに変えてみるかな。ピーナッツバターって。ワタシの中ではアメリカのものという意識が長い間強くて子供のころ、母がトーストに塗ってくれた甘く濃厚なそれもたぶん輸入品だったような記憶がある。が。ワタシが暮らすここ千葉県は、ご存知のように落花生が特産。こちらに越して来て早9年になるけれど、時折みかけるのだ、純千葉産ピーナッツバターを。いろんなところが出しているのでパッケージもさまざまなれど、千葉ですらよく目にする隣国の原料を使っていないという安心感から目にするとススッと手が伸びてしまうのだ。中でもこの「無糖」。出汁で伸ばしてお醤油を落として野菜を和えたり、マヨネーズを足してソースにしたり、甘味を足して懐かしいピーバタトーストにも。千葉の落花生は、遠路はるばる買いにくる方がいるほど味が濃くて甘味があって美味。隣国のお安いそれとは格が違う。結局収まりどころがないまま、今日は終了。まぁ、こんな日もあるさってことで。カウンターは残り4,500を切ってきた。さてさて、ささやかな賞品は誰の手にー?