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Apr 30, 2009
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カテゴリ:本・漫画
2009年2月 25冊 (物体としての1冊換算で、漫画含む)

読書メーターによれば、ページ数は 6630ページ

ヒトコト感想は、私の読書メーターページの「読み終わった本」のリストをクリックして探してね。
ちょっとサボリが多いかな、今回は。(追々書くつもりではいるものの・・・)

『ネクロポリス』下 恩田陸
『ちいさな幸福』 角田光代
『ニート』 絲山秋子
『夏の吐息』 小池真理子
『ザ・ロード』 コーマック・マッカーシー ハート(手書き)
『ハゴロモ』 よしもとばなな
『ウニバーサル・スタジオ』 北野勇作 
『最驚!ガッツ伝説』 ガッツ石松&鈴木佑季、EXCITING編集部
『ツ、イ、ラ、ク』 姫野カオルコ
『みぞれ』 重松清 
『猫の形をした幸福』 小手鞠るい 
『読書会』 山田 正紀、恩田 陸
『謎のギャラリー―謎の部屋』 北村薫編
『謎のギャラリー―名作博本館』 北村薫編
『るきさん』 高野文子
『パレード』 川上弘美 
『黒いハンカチ』 小沼丹 ハート(手書き)
『プチ哲学』 佐藤雅彦
『クリック―佐藤雅彦 超・短編集 』 佐藤雅彦
『ひとごろし』 山本周五郎 
『深夜食堂』1巻 安倍夜郎 
『オーデュボンの祈り』 伊坂幸太郎
『出星前夜』 飯嶋和一 ハート(手書き)
『楽園後刻』 甘糟幸子
『純白の夜』 三島由紀夫

太字がお薦めというか、お気に入り作品で、ハート(手書き)が「相当読み応えあり」「出会って良かった」作品。

  

この3冊だけ、ちょっと書かせていただきますと。

『ザ・ロード』は、正直、読んでいて相当辛かった。
好きではない内容で、極限状況に追い詰められた人間を容赦なく描いており、ぞっとするような描写も。
すでに映画化されてて、ヴィゴ主演だから観るつもりだけど・・・正視できるか自信がない。(ツライの嫌い)
でも、凄まじい状況下だからこそ、父の愛情と息子のピュアな感性が際立つ。
読み終えた時、爽快ではなかったけれど、聖書の一節が浮かんだ。

「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」(新約聖書 第1コリント13:13)

結婚式でよく引用される箇所なので、夫婦間の愛情って解釈されがちだけれど、この作品においては、父から息子への愛情。
マッカーシーが息子に捧げた作品というだけのことはある。

『黒いハンカチ』は、素人女性探偵を主人公に据えた短編集なのだけど。
元々は雨さんのお薦めで読んだ「猫じゃ猫じゃ」が入っている、『謎のギャラリー―謎の部屋』で、その中の2編に出会って。
是が非でも全編読みたいと思って購入。
ミステリ好きではないのだけれど、こういう作品は好きだなと思った。
セピア色の写真のような雰囲気があって、時代的には違うけれど、大正モダンみたいな香りのする作品には惹かれるダブルハート

『出星前夜』は、昨年、週刊BRで紹介されて気になった。
11月ごろ図書館予約したのだけど・・・こんなに面白いなら、さっさと買えば良かった。
島原の乱(天草四郎の乱)を主軸にした歴史大作なのだけど、四郎のカリスマ性をクローズアップした作品ではなくて、「なぜあの時代に、あの規模で、あの場所で起きたのか。なぜすぐに鎮圧できなかったのか。」を地道に検証していくような作り。
ボリュームもあるし、読みやすい文章とは言いがたいから「読書した~!」という充実感があった。

3月に出会った「涙もののヒット」とまではいかないまでも、読む歓びを感じる作品、感覚的に好きな作品に多く恵まれ、なかなか幸せな月でした四つ葉
上半期ベスト10のリクエスト、kaz805さんが「やって」と書いてくれたので、やってみるつもりでおります。

青色は映画原作本。
わかっている範囲でなので、「これ、映画化されてるよ」「これからされるよ」情報をお持ちの方は、教えてやって下さい足跡

先月に続き、伊坂作品の読み直しをしたけれど、細部を忘れた頃に読むとまた感動できるって貴重だ。
2度目3度目となれば、ストーリー展開はわかっているし、新鮮さは薄れているはずなのに、やっぱり「イイ」って思える。

作家の太字は、「初めてこの人の著作を読んだ」って意味です。
2人の著作にハート(手書き)をつけたので、続けて何冊か読みたいところ。

けど、5月は手元にある本の消化月間にする予定なので、6月に持ち越しかな。
うっかり古本屋で出会わなければ、ねウィンク





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Last updated  May 8, 2009 02:01:24 PM
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