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カテゴリ:『ドラえもん』
それでは
後編行きま~す。 700ページもあるので 三部作構成になりました。 藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 9巻 過去日記は、こちらにリンクを置いておきます。 前編(11/9)&中編(11/17) ■ 『ユクスエカメラ』 文字通り「行く末」が見えるカメラで、結婚相手の 20年後の姿を映してほしいと頼まれるのび太。 現実は厳しい!? 思わぬ姿が現れます。 しかし、のび太が意外な行動を・・・ 「お互い様だと思う」byのび太 相手だけを非難してはいけませんね。良い事いいました。 ■ 『大人をしかる腕章』 家の前でタバコのポイ捨てをされて、注意するのび太。 しかし、「子どものくせに」と大人気ない態度を取られてしまう。 ドラえもんも「のび太のいうことが正しい」と 『大人をしかる腕章』を出してくれます。 恐る恐る注意するのび太ですが 道具の効き目は、ちゃんとありました。 ■ 『のび太救出決死探検隊』 F先生考察として興味深い作品です。 ドラ映画初期三部作のタネが垣間見れます。 探検に出たドラえもんたちは、キャンピングカプセルを 使います。この道具は「のび太の恐竜」でも登場します。 タイムふろしきで壊れた機械を修復するシーンは 「のび太の宇宙開拓史」でも同じように出てきます。 スネ夫のセリフは、ほとんど同じのまま 「のび太の大魔境」でも出てきます。 ■ 『虹谷ユメ子さん』 しずかちゃんが、自分に振り向いてくれるか 不安なのび太は、他の女の子と文通を始めます。 文通は順調に進んでいきますが、ある日 「直接会いたい」といわれ、家に向かって来てしまいます!! ■ 『な、なんと!!のび太が百点とった!!』 しずかちゃんに驚いてもらおうとするのび太ですが・・・ でも、しずかちゃんも良い事いってますね。 せっかく、100点を取ったのに、流れがギャグになってます(笑) でも、ちょっとのび太もかわいそうです。 ドラえもんは、のび太のために「ピーアール」という道具で のび太の100点を、全力で世にPRします。 のび太の偉業は、宇宙規模レベルになってます。 ここから、ほとんどギャグになっていきます(笑) 「のび太記念日」って(笑) この大げさな展開は爆笑ものです。 ■ 『昔はよかった』 のびパパが昔の話をします。川には魚がたくさんいて 桜も畑もあっって自然豊かだったとのび太に語ります。 昔に憧れたのび太は、タイムマシンで昔に行きます。 親切な村人と出会えて、家に泊まらせてもらいます。 しかし、ご飯はマズく、布団にはノミがいて 翌日、畑仕事をすると、手は豆だらけに・・・ 水道の施設も整ってないので、毎日水くみです。 水は重たいので、のび太は運んでもこぼしてしまいます。 おじいさんが病気になってしまいます。 医者を呼ぶには、遠くへ呼びに行かなければなりません。 おじいさんの病気も、ドラえもんに助けてもらい 日常の生活も、道具で快適にしてあげました。 昔のよさを懐かしむだけでなく、今生きている時代で 進歩していくことも大事なのかもしれません。 ■ 『しあわせトランプの恐怖』 道具の紹介ではなく、面白い場面を取り上げてみました。 オバQのキャラが登場しています(笑) 今回の後編では、小学5~6年生向けに描かれた作品が 中心となってます。道具の面白さよりも のび太なりの「考え」なども目立ちますね。 ドラえもんは、学習誌「小学○年生」シリーズで 全学年に掲載されていたため、F先生は 小学1年生から6年生まで、対象年齢を考えながら ドラえもんを描き分けていました。 さすがは児童マンガの王様です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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