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カテゴリ:『バウバウ大臣』
「バウバウ大臣」は
1976(昭和51)年に 学習雑誌で連載されていました。 けれど、単行本では 藤子不二雄ランドで、1度発行されただけで それも、すぐに絶版になり 目立たないタイトルになっていました・・・が!! こちらも帰ってきました~ 「バウバウ大臣、ばんざーい!!」 ■ 先日紹介した「みきおとミキオ」に収録 『みきおとミキオ』『バウバウ大臣』 藤子・F・不二雄大全集 構想は「星の王子さま」と「普通の小学生の日常」の組み合わせですね。 『日常性』は、F先生が大切にされている要素です。 < 『バウバウとミウミウ登場』より> ■ 星野大二(だいじ)くんに嬉しいことが イヌが大好きな大二くんに 家で飼ってもいい、という許可が出る。 ■ 飼うのはいいが買ってはくれない 見つけてくるか、拾ってくるか・・・ 買ってくれないので、ガッカリする大二くん。 ■ 女の子の名前は「春ウララ」ちゃん(笑) 捨て犬を探しに外へ出ると、友達のウララちゃんに会う。 大二くんは、動物を飼っていないのだけれど・・・ ■ 大二くんの後ろにはイヌとネコ(らしき生き物)が!! 突然のことにビックリする大二くん。 走っても追いかけてきた。 ■ 家の中にまでついてきてしまった 理由も分からず、後をつけてくるので 大二くんは、薄気味悪く感じていた。 ■ 2人(2匹)は話し出した!! ■ 気にしないフリをするけれど・・・ ■ 大二くんは アマンガワ王国の王子さま!! 何のことだか、さっぱり分からない大二くん。 王国の王子様とは!? ■ かつて「アマンガワ」という星があった しかし、アマンガワは、彗星の衝突があり 100年前に滅んでしまった。 ■ 2人(2匹)と大二くんは 生まれ変わりだという 「アマンガワ」の星では、魂も科学的に 解明されているのかもしれません。 ■ 再開に感動するバウバウとミウミウ 王子の生まれ変わりである大二くんと 王子の下で働いていた、バウバウとミウミウが100年ぶりに再会。 しかし、「王国」「王子様」「生まれ変わり」という話に ついていけずに混乱する大二くん。 ■ ガキ大将にいじめられる大二くん バウバウが大二くんの助けに入る。 見かけよりも強かった!! ■ 王子である大二くんを守ろうとしてくれた バウバウは空を飛んだり 不思議な力を持っていた。 ■ バウバウたちを気に入る大二くん 大二くんの申し出に「もちろんです」と答えるバウバウ(笑) バウバウにとっては、王子を見守るのが当たり前なので 普通の小学生と、大臣(バウバウ)の 二人の間に起こるギャップが、笑いとなります。 バウバウ大臣のギャグも、次回紹介いたしま~す。 遠い星(あるいは未来)から 不思議な生き物がやってくる・・・ というのは、藤子作品ではお約束のパターンですが 「バウバウ大臣」で、いつもと違う所は ちょっとビックリな「生まれ変わり」(転生)が テーマになっている所です。 あと、もう1つは、女の子の名前ですね。 藤子マンガの女子名は、わりと普通です。 マリ、エリ、みち子、みよ子、しずか、などなど・・・ (ガン子、ジャイ子など例外もありますが) 「ウララ」ちゃんは かなりインパクトのある名前ですね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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