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小笠原諸島が
世界遺産に登録されましたね!! 困難の多い日本に 嬉しいニュースです。 世界遺産決定おめでとうございます。 私は、三宅島へ行ったことがあります。 中学の頃、家族旅行で夏休みに行きました。 もちろん、小笠原諸島とは違いますが 本州を離れた南の島は、のどかで穏やかで 虫なども多く、自然が豊かで 海が青々としているのが印象的でした。 「こんなにキレイな海は見たことがない」と その美しさに感動したのを今でも覚えています。 小笠原諸島も、きっと自然の魅力にあふれた 素晴らしい所なのだと思います。 小笠原諸島の特色の1つに 独自の進化を遂げた生態系があるようですね。 まさに、自然の神秘といえますね。 ■ スゴク小さな虫 ここからは、小笠原諸島とは関係なく 私の近所のお話です。 ごく普通の平凡な草むらに、スゴク小さな虫がいます。 体長は、0.5ミリ以下だと思います。 ■ クローズアップ 写真で見ると赤っぽいですが 天気がいい日は、ピンクっぽくも見えます。 ■ 動画です 小さいけれど動きは素早い!! 撮影日は今月です。つい最近の出来事です。 さて、この虫ですが、私はさっぱり分かりません。 どなたか、名前の分かる方いませんか~~~ 求む!昆虫博士!! 家を出て、すぐの草むらに こんなに虫たちが住み着いていたとは・・・ 動画に映っている大きなアリ(体長約1cm)は クロオオアリだと思います。 それよりも小さいのも2種類見かけました。 ミミズの兄弟と思えるような ニョロニョロしたものや ダンゴ虫やてんとう虫など 種類は少ないですが、見ていて本当に面白いです。 偉大なるファーブルさんが、どうして昆虫に 夢中になったのかが分かるような気がしました。 ウォーキングに出たのに、1時間も座り込んで 昆虫観察してました。 おかげで、蚊に刺されてしまいましたが・・・ ダンゴ虫に触ると、死んだフリをします。 小学校のとき以来のダンゴ虫の再会です。 懐かしかったですね~ ダンゴ虫も「演技」までして生きていると思うと 何だか、可愛らしくもあり、けなげだなあ~と感じますね。 みなさん、昆虫観察オススメですよ~ 自然の少ない、空気の汚れた都内でも それなりに虫たちがいるんですから 全国どこでも、観察できる場所が見つかるはずです。 さてさて、前置きが長くなってしまいましたが 半透明で薄紫色の「ユメカゲロウ」なる 民話に出てくる蝶は、果たして実在するのか? 藤子・F・不二雄先生のスコシフシギな SF短編 『ユメカゲロウ 』を紹介したいと思います。 < 『ユメカゲロウ 』 ストーリー > ■ セミがかえるところだった ■ 少年と少女が見つめている 少年は、昆虫博士で標本も持っている。 少女も、虫が大好きだった。 ■ 「ユメカゲロウ」とは・・・ 少年少女の2人は、たまたま会ったおじさんから 「ユメカゲロウ」という名を聞いた。 ■ 少女は父親に聞いてみた ■ 父親は民話の本を開いた 若者が、クモの巣にかかった虫を助けたら 「ユメカゲロウ」と名乗る女性が夢に現れたという・・・ ■ 民話だけに出てくる架空の存在 必ず夢の中に出てくる、というのが定説であるが いい伝えだけであり、実在はしないという。 ■ 虫取りに出る少女 アミを持って、虫を捕まえて楽しむ少女。 とにかく虫が大好き。 ■ 再びおじさんに出会う ■ ユメカゲロウはいる!? 民話でしか語られてないユメカゲロウだが 浅野というおじさんは、捕まえようとしていた。 ■ 浅野氏のおじいさんは民話に興味を持った 浅野氏のおじいさんは昆虫の研究をしていた。 ユメカゲロウは実在するのでは、と考えていた。 ■ ユメカゲロウを捕まえた!! ユメカゲロウの研究は、周りからは相手にされなかった。 しかし、浅野氏のおじいさんは採取に成功したのだった。 ■ その話に少女もビックリ なんと、ユメカゲロウの スケッチが残されているという・・・ ■ 脈翅目ユメカゲロウ科 体長25~30mm はねはうすむらさきで透明 触角は糸状で長く、複眼は 光沢ある純黒色 ■ 大学の偉い先生方もやって来た 大きな話題となり、新聞雑誌でも大盛り上がり。 カメラマンも大勢つめかけた。 ■ しかし ユメカゲロウは消えていた おじいさんは、有名になりたかっただけだろう。 ホラふきだ。ペテン師だなどと 新聞雑誌からは非難が殺到した。 村長からも、村の恥さらしだといわれ 村にいられなくなってしまった・・・ その後も、ユメカゲロウを追い続けたが 願い叶わず亡くなってしまう・・・ ■ 浅野氏は おじいさんの意志を継いでいた 浅野氏は、趣味ではなく 自分の人生をかけて、追い求めていた。 無念のまま亡くなってしまった おじいさんの意志を引き継いだ浅野氏は 果たして、ユメカゲロウを捕まえることができるのか・・・ 「ユメカゲロウ後編」へ続きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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