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2008年02月05日
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カテゴリ:栃木県・仙禽
「宇都宮の餃子を喰ったどーーーっ!!」

いやー、ビックリしましたよ。餃子屋さんに入ったら、お客さん全員が今年の
恵方の南南東を向いて、モクモクと餃子を食べてんだもんなー!!(ウソです)

今回の関東方面一泊の目的は、『宇都宮は、なぜ餃子が有名なのか』を
探る旅でしたが(ウソです)、栃木県はニラの生産量が日本一なんだそうで
す。それが発展した形で、餃子屋さんが沢山出来たらしいですよー。

ニンニクを入れてないそうなので、接客業の私も安心して食べられます。
初めて食べましたが、美味しゅうございました。焼き餃子6ケ、水餃子6ケに
ライスが付いて540円と言うリーズナブルな値段にもビックリでした。

「へー、へー、へー!」って感じでしたよ。

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でっ、本当の目的はと言いますと.....


仙禽酒造 栃木県さくら市氏家

宇都宮駅から東北本線に乗り換えて、三番目の氏家駅近くにある仙禽(せ
んきん)酒造さんに行くのが第一の目的だったんです。この画像は蔵元の入
り口にある、訪れたお客さんを招き入れる建物です。地元名産の大谷石で
造られた、趣のある佇まいでしたよ。

仙禽さんには、15年程前に酒屋グループ20~30人で来た事がありましたが、
その当時の記憶はほとんど薄れていました。でも、この建物を見た途端に
「あっ、そうそう。これこれ♪」と思い出しました。

12月に発売された“純米吟醸・槽掛けあらばしり無濾過生原酒”はとても美
味しくて、お客さんにも絶賛されて慌てて蔵元にある在庫を追加でゴッソリと
いただきましたが、リピーターが多くてそれもほとんど残っていないんです。

「この蔵元の酒は、他になんかないの?」と言う、多くのお客さんからの熱い
期待と視線を背に、一獲千金のウッシッシッを狙って行ったって訳ですよ。
ここで経営者でりあ、仙禽の味の方向性を決めている薄井専務(28歳)と、
醸造を担当されている専務の弟さんの真人さん(25歳)と三人で、何だかん
だと酒談義をして、蔵の中を見せてもらいました。

このご兄弟は『蔵元のひとりごと』と言うブログを書かれているので、『人気
ブログランキング・お酒ドリンク部門』に是非参加するよう、強くお勧めしまし
た。きっと、近いうちに登録してくれると思いますのでお楽しみに。
んじゃ、蔵の様子をどうぞ~♪


木桶

蔵元の“看板”とでも言うべき、杉で造られた木桶です。樽酒のように木の
香りが強い酒が出来るのかと思っていましたが、香りは穏やかで、味わい
に丸みと柔らかさが出るようです。ホーロータンクより扱いも大変らしいです
が、醗酵過程が単調ではなく、よりふくらみのある味わいになるんだとか。
木桶はこの二台ですが、将来的にはもっと増やしていきたいそうです。

今年の鑑評会に出品する酒は、この木桶で仕込んだものを出すそうです。
しかも亀の尾の山廃仕込みだそうです。素晴らしいチャレンジ精神!! 山田
錦で造った画一的な大吟醸よりも、はるかに応援したいです。


これは何?

私は初めて見ましたが、仕込み中のタンクにかけられたドーム型テントのよ
うな白い布はなんですかと聞いたら、ゴミが入ったりしないようにとの事でし
た。細心の注意を払っているんですねー。話しを聞いてみると、造りには何
かと手をかけているようです。人の手のかかった酒は、柔らか味があって美
味しいですもんね。


モロミ

裸電球でモロミを暖めているところです。小さな電球一つでも、微妙に違う
んだそうです。


窓付きタンク

これも初めて見ましたが、一台だけ窓のある仕込みタンクです。モロミが良
く見えるので、何かと便利なんでしょうね。


槽

吟醸など上のクラスの酒は、佐瀬式の槽(ふね)でしぼるそうです。手前の
樽は、近くのニッカウイスキー工場で使っていた樽だそうで、実験的に日本
酒を熟成させています。寝かせてまだ三ヶ月なので、開けるのはまだまだ
先になるでしょう。樽の容量は200Lなので、一升瓶換算で100本強です。
その樽が三本ありますが、将来楽しみですねー。

一通り蔵を見せてもらって、強いこだわりを持っていてとても将来性のある
蔵元だと感じました。今でも美味しい酒を醸していますが、ますます評価は
高まるでしょう。

美味さの秘訣を発見出来たような気がします。この強いこだわりと、手間隙
を惜しまない酒造り。そして蔵人のチームワークの良さ。この三つがまとま
って、美味しい酒が醸されているんだと思います。

初めての蔵に行った時は、必ず仕込み水を飲ませてもらうんですが、うっか
りして忘れてしまいました。それと話しに夢中で、いつもの「ピース♪」画像
を撮り忘れてしまったったのが心残りですー.....。


呑み会

で、夜のお楽しみ~♪ 私は、蔵元さんとお互いの事を理解しあうには、一
緒に酒を交わすのがとても大事な事だと思っているんです。極端に言えば、
蔵を見る事よりも重要視しています。

呑み会の場所は、氏家駅前にある大谷石の倉庫を改装された中にある飲
食店の一つ、『蕎麦酒屋くりはし』さんです。店主の栗橋さんは日本酒の造
詣と愛情が深く地酒の品揃えが豊富で、料理も美味しいし、ご主人のお人
柄も良い三拍子揃ったお勧めの居酒屋さんです。この辺りに行く機会があ
ったら、是非行って見て下さい。

蕎麦酒屋くりはし 栃木県さくら市氏家1851-1 eプラザ参番館
tel 028-682-9070 有名店らしく、ネットで検索したら出てくる出てくる。

画像の料理は『しもつかれ』と言う栃木の郷土料理で、酒粕とともに鮭の頭、
大根、人参や油揚げ、そして豆なんかを一緒につぶして煮たものが、ヘルシ
ーにして酒に合う合う。“しもつかれ”は栃木の昔の地名、下野(しもつけ)か
ら来ているそうですが、初めての私は、内心「カレーを注文してどうする気?」
って思ってましたよ。(^^:

他に絶品の生湯葉、地元の何とか豚のステーキe.t.c 栃木の旨いものオン
パレードでした。更に、締めの手打ちソバが泣けてくる程の絶品でしたよ。

仙禽さんの酒の種類も沢山扱っていて、勧められるがままに呑む呑む呑む。
呑む呑む呑む。中取り純吟、山廃純米、18BY、その他なんちゃらかんちゃ
らで10種類くらいご馳走になったと思います。

燗酒がまた美味いっ! 仙禽さんの味のコンセプトは「甘口で高い酸」なんだ
そうです。酸度で言えば概ね2.0以上あるので、かなり高い部類に入ります。
ただ甘いだけだと呑んでいて疲れますが、この酸が味わいを引き締めてい
るんです。今回いただいた全ての酒に、その一環した味わいがありました。

「甘口」と言っただけで敬遠されるお客さんが多いんですが、甘口・辛口の
概念を越えたとてもバランスの良い、すんげー美味い酒です。途中から蔵の
杜氏に当たる、醸造チーフエンジニアという肩書きの小林さんも参加されて
更に呑む呑む呑む。たしか35歳と言ってたような気がしますが間違ってたら
ご免なさい。とても気さくで明るい方です。


ぐー、ちょき、ぱー

左から、グーの小林さん、チョキの薄井専務、パーの真人さん。このチーム
ワークの良い若い三人が中心になって、美味しい栃木の酒を醸しています。
うーむ、この画像にも私がシャシャリ出るのを忘れてました.....。

くりはしさんでは19時から午前0時ごろまで延々5時間、それはそれは良く
呑んで酒談義に花を咲かせました。さすがにあとはホテルに帰ってドテッと
寝ましたが、若い力のみなぎる蔵元に、わたしゃ益々仙禽ファンになりまし
たよ。

近い時期に錦本店にも並ぶ事になると思いますので、仙禽ファンとなった皆
さん、首を長ーくしてしばしお待ち下さい。m(..)m

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★美味しい日本酒とワインは、錦本店へどうぞ。





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Last updated  2008年02月06日 23時10分46秒
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