カテゴリ:農苑より
移植した白菜の元気がなくなりました。 乾燥を防ぎ、朝露の水分をためるために苗の 周りに敷く枯れ草。 果てしなく続く大地 まだかまだかと、待ちわびる6000株の白菜達 先へ先へと気があせり、私はただ草を置いていただけでした。 肝心の苗の周りの土が、裸になっていました。 太陽の光が直接当たるので、土が乾き、たちまち弱って しまいました。 自分の不注意で命が動く。まだまだひとつひとつの命に対して 集中力が足りなかったことを、おもいしらされました。 小さな苗なのに、苗より大きな草を敷いても、隙間が空いたり、 ずれて、苗にかぶさり成長の邪魔になってしまうこともあります。 人も植物も同じ命、小さな苗は赤ちゃん。 大きな草の下にある、小さなやわらかい草をそっと敷く。 それから、大きめな草を敷き、風に飛ばされぬ様押さえる。 大量生産することが目的でなく、ひとつひとつの命と 向き合うことが出来る農哲学院。 あせらず、今出来ることを精一杯やるだけ。 何故、自分がここにいるのかを、常に確認していきたいものです。 by明子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.29 10:40:09
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