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2008.09.13
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カテゴリ:農苑より
今週はニンニク植えがメインだった。
6反分の大豆の間々にニンニクを植えていく作業。
9日(火)と10日(水)にはのぞみ学園の人たちにも来てもらった。

のぞみ学園の人たちも多少は我々の畑に慣れてきたせいか、そして暑さもそこまでではなかったので本当にスムーズにニンニクを植えてもらった。
地面が固いというか、根が張っているので、なかなか植えにくかったりもするが、それでも黙々と作業をしてくれるというのはほんとうに感心する。
後はニンニクが無事育ってくれるのを祈るばかり。
しかし、6反というのは手で作業するには広い畑なわけで、あんなにスムーズにいったと思っても、まだまだ先はあるのだ。
今週終わった段階で、ニンニクは最初の1反弱の畑+5反分終わった。そしてニンニクはまだかなり余裕がある。来週からは開墾しつつ、ニンニクを植える場所を増やしていくしかなさそうだ。


白菜の状況はというと、植えた後から、3~4日後には次々と虫に食われていく・・・。
今年はかなり虫がつくことは想定はしていたが、ここまでとは・・・。
特にナメクジとカタツムリ達が、朝畑に行ってみるとたくさん葉についているのが発見できる。

たしかに元々の彼らのすみかに草を刈って侵入して植えているのだから、これは仕方ないことなのかもしれない。食物連鎖のバランスがあきらかに崩れている感じ。そして、牧草ばかりが生えている中で、あのおいしげな白菜に虫が集中するのも仕方ないのかもしれない。

このまま彼らに食べられ続けるならそれもいいのだか、しかし、ちょっとくらい人間も手を貸してあげることがあるとすれば、ということで自然農薬を作ってみることにした。
作り方は、その土地でたくさん生えている草を煮詰めて、酢と混ぜ合わせるだけ。配合比率は、25~50倍。
しかし、その土地でたくさん生えている草とは一体どんなものなのだろうか?
ということで、すぐに思い当たるのが、オオハンゴンソウ・ヨモギ・イタドリなど。
なるべく花がつく草が良いということだったので、まずはオオハンゴンソウで作ってみる。そしてヨモギで作ったり、三つをMIXしたりと色々試してみることにした。
結果は・・・どれも今のところそれほど効き目があったというほどでもなかった。しかし、幾分かは食われる分量が緩やかになったかなという感じはある。ポツリポツリと元気な白菜も見ることができる。
最初失敗だったのが、葉の表面ばかり散布していたこと。途中からは多少手間がかかっても葉の裏側にきちんと散布することにした。

別にこれで、虫を駆除するのだという考えは毛頭ないわけで、自然界のバランスとりに少しでも手を貸すことができればなあという気持ちで散布している。
おそらく、今後も続けて白菜を植え続けていけば、ナメクジ達も増えるだろうが、それを食べる虫も増える。そうやってバランスを保つ働きが当然出てくるだろう。そしてある段階を超えれば、植物たちも虫たちもお互いが共生し合うちょうど良いところにくるはずなのだ。もちろんそれには時間がかかる。我々人間ができることは、その時間を多少短くすることくらいなのだろう。

とはいうものの、一番最初に植えた、いただいた苗の白菜はかなり元気。おそらくF1の品種だからだと思われるが、それ以上に笹の地面の肥沃さがかれらを元気にさせている気がする。
それも笹が群生しすぎてかなりの高さになっているところよりも、まだ若い笹でこれから群生しますよという感じの地面がいい。ただ笹を二度刈りして根元まで念入りに刈ってやっただけ。生ゴミ堆肥を加えた畝もあるが、肥料は何にも加えていない畝にもかなりでかくなった白菜が。
笹の下には本当に大いなる可能性が秘められているのだ。


ということで、今週、ニンニク植えと並行して行った作業が、白菜の再移植。苗が多少あまったので、虫に食べられ跡形もなくなった白菜の場所にまた白菜を植えてやる。今回は植える時に自然農薬を散布してみる。これで、虫に食べられてしまえば、効き目がなかったということだが、現段階で、同じように徐々に虫に食べられ始めてきたところを見ると、残念ながらそれほどの効き目がなかったのかもしれない。もう少し様子をみてみようとは思うが。

中々、順調に事は進まないが、それでも毎日勉強させてもらっている。
どうすればよく育つのか、どうすれば虫害が減るのかなどとついつい考えすぎてしまいがちだが、考えずとももっとシンプルな所に答えがあるような気がする。
それが何であるかを感じられるには・・・やっぱりもっと土に触れる必要があるんだろうなあ。


by Yasu (写真添付は後日で)





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最終更新日  2008.09.15 22:37:25
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