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Feb 9, 2011
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【6ヵ国対抗】
 イタリア 11-13 アイルランド
 フランス 34-21 スコットランド

 イタリア―アイルランドは大接戦!
 イタリアは後半逆転に成功しながら、最後はアイルランドに押し切られました。ラインの中で使ってくるフラットパスが効いています。逆に9番からのシェイプで近場をこじ開けに行ったのはどうだったのか。クラッシュを重ねるラグビーはイタリアのテンポではなかったと思います。アイルランドのディフェンスが外でカウントを合わせに来ていただけに、ポジショニングとランコースでもっとプレッシャーをかけらていたら違った結果になったのでは。

 アイルランド課題は攻撃力。内側からのプッシュが弱く、ボディハイになりがちなイタリアをなかなか崩せず。キックに対してCTBの戻りの早さはさすがでしたが、自陣から継続する意図はどこにあったのか。継続することでどんなリスクを背負い、何を取っているのか。このあたりが見えてきませんでした。ワールドカップではハイパントを上げてFWを前に出してくるのでは。

 フランスはラインの仕掛けとスクラムが非常に良かった。ラインアタックはどこで仕掛けどこで溜めを作っておくかが明確。ラインアウトから9-10-12-13縦の裏で10ループー15-14とつないだ場面では、フロントスリーが仕掛けながら15,14はしっかり溜めている。この「仕掛けと溜め」で相手ディフェンスが不用意に被れない。

 スクラムは・・・強いですね。ニュージーランド、アルゼンチンと比べるとどうなのか分かりませんが、世界最強の一角を担うことは間違いない。スクラム全体が内に内にアングルを取っていくスタイル。後ろ5人は膝を地面に寄せつつレッグドライブをさぼりません。左プロップは深く相手をバインドして右肩を上げてしまう。カンビー(神戸のスクラムコーチ)が言っていた組み方?HOの首の押さえ方も凄かった。フロントロウの組み込む“深さ”は、上からの映像アングルでよく分かります。あの映像があるだけでも、日本のスクラムの進歩が圧倒的に早まるはず。大野君、頼むよ~!

 スコットランドは伝統的な縦アングルのアタックとそこに100%で走り込める強さは健在。前半こそ攻めあぐね、横へ横へボールを動かしていましたが、後半フランスが疲れてくると相手のディフェンスに乗るシーンやラインブレイクがどんどん出てきました。ということは「空いているスペースを見つけ、突くこと」はできる、ただし「意図的にスペースを作り出す」ことができていないのでは。そのためのテンポのコントロール。ここができてくると、一気にラインブレイクが増えそうです。

 駆け足で書きましたが、興味深かったのはフランスとスコットランドかなあ。アタックの充実が目につきます。初戦が終わった段階ですが、どのチームも色があって面白いです。フランスが少し抜けていて、あとは各チームそんなに差がないのではないでしょうか。





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Last updated  Feb 9, 2011 09:07:42 AM
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