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カテゴリ:2011ワールドカップ
ワールドカップが始まり、最初の週末が終わりました。ラグビー関係者の方とのお話でなくても「ジャパンは次勝てるかな?」といった質問を受けることがあります。地上波で、しかもリアルタイムでの放送が効いているのかもしれません。やはり深夜放送ですと観戦する方は限られてしまいますから。
それにしても、差が付きませんね~! 南アフリカ17ー16ウェールズを皮切りに、イングランド13―9アルゼンチン、アイルランド22-10アメリカ、スコットランド34-24ルーマニア・・・接戦続きです!昨年ノットロールアウェイのペナライズが厳格化されアタック優位になったかと思ったのですが。今年はディフェンスのアドバンテージに振り戻されています。 予想通りニュージーランド、オーストラリアが抜けているように思います。オーストラリアはディフェンス時に接点で食い込まれたとき、ニュージーランドはラインディフェンスで激しく前に出られたとき、どうゲームを組み立てるでしょうか。 南アフリカはアタックが整備されていませんが、個々のフィジカルに優れていますので、ディフェンス側のアドバンテージの恩恵を一番受けるのではないでしょうか。そうなるとステインのドロップゴールも効いてきますし。トーナメントで一番当たりたくない相手? 前回大会で準決勝進出の躍進を遂げたアルゼンチンですが、今大会は苦しい戦いが続きそう。開幕戦で退場した司令塔・コンテポーミがこのままピッチに戻れないとさらに厳しくなります。 北半球と南半球の差は、パスの距離にあるのではないでしょうか。ディフェンスラインの上りのスピードはどんどん速くなっていますので、それに対応する形で南半球のアタックは浅く、パスの距離が短くなっています。それだけアタックが長いパスでボールを後ろに回していてはゲインすることが難しくなっているということです。特にセットプレーからはその傾向が顕著です。 世界のディフェンス能力はすごいですね。「9割が体を相手に正対させたタックル」だというのも頷けます。フィジカルで一番差を感じるのは無酸素持久力でしょう。後半になるほどアタックのスピードが上がり、ミスが減っていくのは、それだけ高強度の負荷の運動に免疫ができているから。この二つは国内のゲームとは大きく異なっている部分のように思います。 ラグビーはこの先、どんどんタフになっていくでしょうね!いい時代に引退しておいてよかった(笑)。ジャパンはいよいよ金曜日にオールブラックスと対戦。個人的には日曜日のサモアーウェールズも楽しみにしています。第2回大会のブライアン・リマのタックルが脳裏をよぎります!(ちと古い!?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 14, 2011 09:00:47 AM
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