野澤武史のラグビーモチベーター！！

【ワールドカップ】
　トンガ　３１－１８　ジャパン

　ん～、勝てなかったですね～！
　トンガの接点でのプレッシャー、ものすごかったです。ブレイクダウンも真上を正直に越えて来ず、上手さがありました。スクラムもパシフィックネーションズの時とは比べ物にならないくらい強かったです。

　トンガのアタックは意図的にショートサイドを攻めているように感じました。あれがボディブローのように効いていました。ワイドなアタックはサポートが遅く、ターンオーバーのチャンスがあったのですが。

　ジャパンのアタックはどうだったでしょう。相手の得点レンジ、そしてゴール前まで行けばジャパンにも得点パターンがあったことを考えると、敵陣勝負だったかな。結果論ですから、何とでも言えるのですが。

　ただ、自分達よりフィジカルに優る相手にボールを動かして走り勝つ、というのはすごく難しいこと。僕も何度も痛い目に遭っていますが・・。バテさせるにはボールのテンポが必要ですが、そのせめぎ合いでトンガが勝ったということでしょう。

　一つだけ感じたのはジャパンはディフェンスでもっとアップしてプレッシャーをかけられたように思います。用意したプランが自分たちのアタックに偏っていたのではないでしょうか。やっぱり僅差の勝負事ではディフェンスです。そのあたりかな。あとは、トンガが強かったです。

　見終わった後は、腰が抜けてしまったというか「あのメンバーでも勝てないんだ」と感じました。コリニアシ、平選手が欠場したのが痛かったです。この４年間チームの中心としてプレーしてきたメンバーでしたので。

　最終戦は全力で応援したいと思います。評価なんて、一発いい試合をすればガラリと変わることですから。見ていて思うことは・・ワールドカップ出たかったな～！やっぱり！！未来の教え子達に期待しましょう！