|
カテゴリ:コトバ
気が付くとシーズンも開幕して1ヶ月が経とうとしています。対抗戦、ジュニア選手権ともに連勝し、チームとしてのムードは上がってきています。ただ、こういう時こそ、初心を思い出し、原点を見つめることが求められます。
綻びというものは、本当に些細なことです。例えば靴箱の靴がきれいに並べられていない、ごみが落ちている、脱いだジャージが落ちている・・・。誰かが気付いて動けば簡単に解消できることが億劫になり、そのまま放置されてしまう。怖いのは、目の前の結果がそういった綻びに「気づく力」を失わせてしまうことです。 毎週末にゲームが行われ、一週間をその日のために準備する。こうしたことも、慣れるまでは体も大変ですが、慣れてしまえば逆にメンバー外は多くの自由時間を手に入れることになります。練習も試合に向けて、どちらかというと組織的なことに多くの時間を割くことになり、多くの選手は夏合宿のタフネスを維持することを自らに課さなければならないのです。 先日、私もとあることがあってそのことに気づきました。夏合宿で負けが込んだ時は夜も眠れず、秋のシーズンスタートの時は本当にピリピリしていました。それが、少しこういった環境に慣れてきて「ええやないか」が出てきてしまう。やっぱり自分は弱い、というかまだまだ人間としての成長が必要ですね。 だからこそ、人間には目の高さが求められます。どこに目標を置くのか、自分をどこまで連れて行きたいのか。セルフコーチングです。先日、メンタルトレーニングの講習を受けましたが、イメージはしつこく何度も自分に言い聞かせることが大切とのことです。継続なんですね。人は何かショックなことがあった時、それをエネルギーにして前へ進むことができる。でも、それは永遠に続くガソリンではないのです。 「自分のやっていることを突き詰めたい」「こだわりも持って目標を達成したい」「みんなに信頼される人間になりたい」、そうした内なるモチベーションを持ち続けられた人間だけが、ゴールにたどり着けるのだと思います。こうしたことに気付けた自分は運があります。いいアンテナが立ってるぞ、と(笑)。何事も粘りですね。一日にして成らず!というか、一日にして成るんだったら、その日やったらええやん!ということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 29, 2011 08:52:16 AM
[コトバ] カテゴリの最新記事
|
|