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カテゴリ:書籍
『僕は君たちに武器を配りたい』(講談社、瀧本哲史)読みました。
著者は世界のコモディティ化(どの商品を取っても大差がないような状態)が進む中、インベスター(投資家)としての目線を持つことが問題解決の糸口になるのではないか、と説いています。 これは本当に実感のあるところ。たとえば「3回の練習で、どうチームを勝たせるか?」を考えた時、時間をどこに投資するか、といった感覚を持つことが非常に重要です。あれとこれと・・・と練習を積み上げるとやらなければいけないことに忙殺されてしまう。「何を削って、何で勝つか」ですよね、こういう時は。 「ブームとなってから投資すると死ぬ」「コモディティ化が進む世界で生き残るのは差異」「釣った魚には「付加価値」をつけて、調理法という「ストーリー」を売れ」「日々行っている業務が「死の行軍」だと感じたならば、取りあえず死の行軍を続けるふりをして、自社の弱点を冷静に分析する」 今の僕には「なるほど」というフレーズが多かったです。本屋さんに行って面白そうな本が沢山見つかるとき、読んだ本が面白いと感じるとき、それは自分のアンテナがよく作動してくれているとき。そう考えると、今はいい感じです(笑)。ぜひ、ご一読を。僕が行った本屋さんではいいところに平積みされていましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 11, 2011 08:55:30 AM
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