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【捻挫とは】
靭帯など関節周囲の組織が傷ついた状態。動かすと激しく痛み、関節部分が腫れる。
内出血で皮膚が紫色になることもある。
【脱臼とは】
骨と骨を結ぶ関節がずれたりはずれたりした状態。盛り上がって変形し、動かせなくなる。
内出血で皮膚が紫色になることもある。
【応急処置】
1.冷やす(濡れタオルやビニール袋に入れた氷などを患部にあてる)
2.固定
3.軽症に見える場合でも骨折の疑いがあるので整形外科へ
関節固定の方法
●膝・足首
冷湿布をして、その上から三角巾や風呂敷、マフラーなどでくるんで縛り、関節を固定。
伸縮包帯を使っても良い。
●股関節
仰向けに寝かせ、膝の裏側に座布団やクッションなどを当てる。股関節や膝関節を曲げた姿勢にする。
●肩・ひじ・手首
三角巾や風呂敷、マフラーなどで吊って固定する
上着やワイシャツなどのボタンの間に手を入れさせてもよい。
●手指
テニスボール程度の大きさの丸いものを握らせて副木を当て、その上から包帯を巻く。 |
【子供の脱臼 『肘内障』】
乳幼児が腕を急に引っ張られたりねじったりした時に起こる肘関節の脱臼。
●症状
1.急に腕をだらんと下げて伸ばしたままになる
2.触るだけでも痛みがある
●応急処置
腕を体につけたままタオルやひもで固定し、整形外科へ |
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