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カテゴリ:夢放浪
日本の昔のポスターに着物に関するものを見つけました。
明治から昭和初期まで。 美人達の中に一人いかついのが居りますが。 先ずは「孔雀もすりん」 モスリンはウールの着物素材として一世を風靡しました。 戦争の突入により贅沢を禁止する意味からスフの混入を指令され、 衰退を余儀なくされてしまいました。 次は「旭絹糸」 この旭絹糸は現「旭化成」の前身。 絹糸はと言うのも人絹の事なんです。 次は「福助足袋」 明治十五年の創業ですが、このポスターは明治二十八年に「手縫いに勝る機械縫いの足袋」を掲げ足袋縫いミシンの特許を取った際のポスター。 バックの工場は将来の夢を絵にしたものだそうです。 美人の中で唯一むさ苦しい、何と武蔵坊弁慶のポスター。 裏地と浴衣地なんでしょうが、今はもう昔,消滅した様です。 歌舞伎俳優を使っているみたい。 こちらは「足利銘仙」 ご存知銘仙の有力産地、足利のポスター。 お気に入りのポスター見つかりましたか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私は一番むさいのが好みです。(^^ゞ
東京恵比寿の麦酒博物館には昔のビールのポスターが展示されていますが、ビールのポスターも着物姿が多かったです。 (私がなつかしかったのは「男は黙ってサッポロビール」あたりですが・・・) 最近もまた着物姿の広告増えてますよね。(^.^) (2009年02月13日 00時21分39秒)
登夢さん、今晩は。
一番むさい武蔵坊弁慶ですか? いいお好みです。 昔のお酒のポスターは着物姿が多いですね。 そのポスターを使って手ぬぐいを作りました。 こちらのブログでは紹介していません。 お酒の醸造元でお話を伺ったのですが、やはり著作権の侵害になるだろうと言っていました。 ですから非売品。 一枚だけ染めましたがまだ手元に。 (2009年02月13日 22時13分01秒)
世の中につれて変わってくるのかもしれないですね。どれも甲乙つけがたい美人ですが色としてはモスリンのポスターがいちばんアンティークらしくて好きです★
(2009年02月15日 00時22分55秒)
rikopuponさん、今日は。
確かに美人の定義は時代と共に変化していますね。 平安時代はおかめさんとういうかお多福さんの様な中心部が凹んだ顔が美人とされていましたね。 しかし江戸時代の美人画からすると余り変化は無い様な気がします。 この絵の中でも一番古いのは福助足袋のポスター。 孔雀モスリンの美人はお若い時の皇后様に似ています。 それぞれ個性があって見ていても楽しいものです。 (2009年02月15日 15時00分37秒) |