川床レストラン
シャルトル大聖堂の横の庭を降りていくと川というか運河沿いに道が続いてます。何とも気になるレストラン発見。川床レストラン。Moulin de poncean時間も丁度12時なのでココに入ってみました。さっき前菜のカキも食べたし、メニュー見ると高級そうで結構な値段なのでメインとデザートだけにしようかな~なんて考えながら、メイン料理が決まったので、注文をおねがいしました。すると他にお客がいないからなのかどうかわかりませんが、この前菜はどうですか?とかコレをお選びになったらコレをメインの前にいかがですか?とか、なかなか商売熱心というか、なんというか?あまり飲食店でシツコク言ってこられると、引いてしまう性分なんですが、このウェイターさん、紳士的ってゆうか、自然に受け入れてしまうような物腰でまるで催眠術にかかったように言うなりにオーダーしちゃったんですね~。この方の手法とりえれたいです。がルックスも容姿も違うし、なんとも無理っぽいですが。基本的に英語で言ってくれるんですが、料理名なんかはフランス語になったりして、頭が朦朧としてきたのかも。それで出てきたのが、コレ「アミューズです」「コレはサービスです」なんて言われてテーブルに置かれたんですが、見た感じデザート。ムースの3段重なんですが、チョット甘くてデザートっぽいんです。でも味は今までに味わったことがない表現の仕様がないミステリアスなもの。まずくはないんですが。続いて「エスカルゴです」って出されたのが、コレなんだ~またデザートじゃん!だってミニシュークリームみたいなんだもん。なんかオーダー失敗しちゃったかと思いましたが、しかし、です。食べてビックリ。確かにエスカルゴ。味はエスカルゴのガーリックバター焼きなんですが、シュー包みなんですね~。味も絶品。こんなの食べたことないナ~。コレ、最初から強く勧めてくるので根負けして頼んだ一品。キノコのソース煮込み。コレ旨いことパンじゃなくてご飯にかけて食べたかったです。コノ店、なにか違うぞ~と思い始めてミネラルウォーター飲んで、メインを待ちました。メインは4種類の中から選んでシーフードのシュークルートとラムチョッパー。2品とも驚きの旨さです。シュークルートだからチョット酸味があるのかな~なんで思ってたんですが、クリームソース煮のような上品な味で、巨大な手長えびの旨いこと。ワタシどもの地元でいうアカザエビの3倍は身がついてます。コレはパクれない味だな~。また、ラムチョッパーなんて味も焼き加減もパーフェクトです。出てくるまでに時間かかってたんですが、納得の味。骨以外きれいにいただきました。結局、ココに2時間くらい居たんですが、ほかにお客はきませんでした。もったいないな~。コノ造りで、コノ味で。そいいえば、店内に誰も居ないのに、通された席は川床の手前の席。オレの容姿見て、川床の真上の席だと床がもつかな~なんて思われたのかな~。次回パリに機会があれば1時間かけてここまで来る価値はあるレストランだと思います。