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テーマ:ミニカー大好き(3236)
カテゴリ:F1
1986年創刊のレーシングオン誌通算500号を記念して、読者アンケートをもとに特注されたミニチュアモデル。気がつけば誌上発表から4年もの長き歳月を経てようやく発売された。読者アンケートで選出されたんだから「読者待望の商品化」なわけで、つまり抽選販売で完売御礼が約束された商品だったはずなのに、蓋を開ければ実に売れない(笑)。予想に反してあまりに売れ行きが悪いんで、予約抽選申し込み期間をひと月延期したにも拘らず枠が埋まらず、未だに売れ残ってる。打てば響くようなタイムラインで発売できなかったのが原因なのだろうか。戦績はともかくミニチュア映えするマシンなのにな。
レーシングオン特注スパーク1/43 ミナルディ M197 ハート 1997年日本GP DNF #20 片山右京 山あり谷ありだったティレルを後にして、以前にも声をかけてくれていたフラビオ・ブリアトーレのミナルディに移籍。「参加することに意義がある」がモットーのちんたらチームを戦闘集団へと変貌させる役割を担うが、如何せんマシン自体に力がなく実績が伴わなければチームの士気も上がる筈もなく。 自身の伸びしろが同僚のルーキー、ヤルノ・トゥルーリとは比べ物にならないくらい少ないことを理由に、日本GPの予選後に電撃引退を表明、鈴鹿ラストランとなるもたったの9周でエンジンが息絶えた。 一年間世界を駆けまわってからの母国レースというのは感慨深いものがあるのだろうが、どうにもこの人は鈴鹿に愛されていない。6回走ってリタイア5回はひどくない?F1前夜のF3000時代は4年間16戦で12完走だったのだから決して鈴鹿が鬼門というわけじゃない。結局、基礎体力のないマシンを乗り継ぎ続けたからということにつきる。返す返すも(取り巻きの状況もあったのだろうが)ベネトン移籍を蹴ったのが残念でならない。 商品は、マーチ821やベネトンB194の例を出すまでもなく、監修作業が皆無と思われるスパークにしては珍しく、パッケージの不手際を改修するってアナウンスが出た。まぁスパーク側じゃまったく気付かずに、レーシングオン誌側からのクレームで渋々というのが実態かも知れないが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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