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テーマ:国を憂いて(3492)
カテゴリ:憂国の嘆き
「都議会議員選挙」
これは、わずか三か月前のことである。 その際圧勝した都民ファーストの会から早くも「離党者」が出るという。 2017.10.3 21:15更新 「都民ファースト」都議2人離党へ 「希望の党応援できない」…小池都知事の政治姿勢に反発 東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の都議2人が離党する意思を固めたことが3日、関係者への取材で分かった。2人は都の課題が山積する中で「希望の党」を旗揚げして国政進出した小池氏に反発。周囲には「理念がない寄せ集めの希望の党を応援することはできない」とも話しているという。小池氏批判を原因とする都議会最大会派「都民」の分裂は、衆院選を控える希望の足元を揺るがす可能性がある。 離党するのは昨年夏の都知事選から小池氏を支援してきた音喜多駿、上田令子両都議。「都民」の立ち上げメンバーだが、2人は「都民」の代表人事を小池氏ら一部の幹部のみで決めたことに反発してきた。5日の都議会本会議終了後、離党届を提出する。 関係者によると、2人には希望側から衆院選への出馬について打診があった。しかし、2人は「小池氏の姿勢に疑問があり、希望の党は選挙のための寄せ集めでしかない。信念を曲げることはできない」と断ったとされる。希望側は音喜多氏に東京1区での出馬を要請したという。 一方、「都民」幹事長代理の小山有彦都議は2人が国政転身の意向を以前から周囲に漏らしていたと指摘した上で、「(1次公認に入らず)希望の党から出馬できないことが分かったので、(離党という)対応につながったのであれば残念」と言及。離党の本当の理由を明かさずに知事批判に転嫁しているとの見解を示しており、当事者の言い分は食い違っている。 以上産経ニュースより引用 都民ファーストの会に関しては、「代表人事」「政務調査会事務総長人事」をめぐってすでに「ブラックボックス化」してきている。 これらの人事は、昨日書いたように、小池都知事の「しがらみのない」という意味が「他者を慮らない」つまりは「公党」ではあっても、自らの所有物でしかなく、自分勝手に決める。という象徴的な事例である。 すでに若狭氏などの結党への動きを「リセットする」として自ら代表を務め、さらに若狭氏には、その稚拙な話しぶりから「番組に出演するな」という緘口令に似たような話もスポーツ紙などは伝えている。 都民ファーストの会では、すでに、マスコミで対応してよい人と駄目な人の選別がなされている。 まあ有権者が選択した「選良」までをも「自己の所有物」としてしか見ていない。 勿論、都民ファーストの会の議員に、おおよそ議員としての資格ありやなしやと問えば、「ない」人のほうが圧倒的多数を占めるとは思うが、「ぼろを出すからしゃべるな」というのは、有権者をも馬鹿にしたものであろう。何しろ「優秀な候補者がそろった」と選挙前に入っていたはずである。そうではないことをと知事自ら認めたものと言えるだろうが、では選挙前、代表として、これらを人選した小池都知事に責任は全くないのか??? そうではあるまい。 さて現在の「希望の党」なるもの ここにあるのは「代表」しかいない。選対も幹事長も誰もいない。 総選挙後ということになろうが、これらの人事は、どのような形で決められるのであろうか??? 都民ファーストの会のように まず報道があって、その後議員へのメール、決定後の議員総会というプロセスになるのであろうか??? 代表以外の人事に関しては、代表の専権事項であるから、これらの人事に「自分たちの意見が反映されない」という議員もまた稚拙ではある。 しかし、「他人の言うこと」とりわけ還元は聞き入れない。という姿勢は、昨日発表された第一次公認候補でも明らかである。小池氏都知事に諫言するような人はいない。 非難を受けることのない「知事職」という逃げ場にいて、(私は代表すら総選挙後に辞任するだろうと予測している)が、なんでも決める。ということなのであろう。 「議論」あるいは「意見の応酬のできない人」 小池都知事の実像である。 「独り芝居」しかできない人なのである。 そして最も重要なことは、役者としては「大根役者」であり「シナリオライター」としても三流でしかない。(第一幕だけは上手に書くが。。)という能力が決定的に欠けているという点にある。 彼女以下の能力しかない人しか選ばない。 自分以外その他はすべて「黒子」であり、目立ってもいけない。(目立てば自分の存在感が薄れる。このことを恐れる)何度でもいうこれこそが彼女の言う「しがらみのない政治」の意味である。 このことをまず、国民は知るべきであろう。 ここで、都民ファーストの会からの離党を検討しているといわれる音喜多都議、上田令子都議のブログには何が書かれているか?と興味があり、見てみたが、上田都議は沈黙したままである。 音喜多都議は、次のように記している。 (これは転載承認を経ずして行っているものであり、後日、承認を得られなければ、以下の部分は削除する。 本日の離党報道と、「都民ファーストの会」執行部の残念な対応について 2017年10月4日 03:12 こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。 本日昼過ぎに予想外のタイミングで、私および上田令子都議が「都民ファーストの会から離党を検討している」という旨の報道がなされました。 確かに、 ◯小池知事の政治姿勢への疑念 ◯「都民ファーストの会」運営方針への不一致 ◯国政政党「希望の党」に対する不信感 等から、離党を検討していることはまぎれもない事実です。 しかしながら、現在はまだ都議会定例会の会期中であり、まずは目先の都政課題に一意専心し、結論は一両日中(都議会定例会終了まで)に出したいと考えています。 また、その決断と手続きが行われるまでは、メディア取材等への対応も必要最小限に留めていく所存です。 仮に離党という結論になれば、5日の夕刻に記者会見などしかるべき形で、理由や背景などを詳らかにさせていただきたいと思います。 ■ ですが一点だけ、本日の段階で早めにご説明させていただきたいことがあり、以下に記します。 本日、私の離党検討報道を受けて都民ファーストの会執行部の役員が記者会見を行い、公的な場で 「両氏が離党するのは、希望の党から衆院選挙の公認を取れなかったからではないか」 「今日のタイミング(公認発表)で出たということは、それ以外に考えられない」 という『憶測』を述べたようです。その一部は、下記のように記事にもなっています。 「都民ファースト」都議2人離党へ 「希望の党応援できない」…小池都知事の政治姿勢に反発 http://www.sankei.com/politics/news/171003/plt1710030083-n1.html 一方、「都民」幹事長代理の小山有彦都議は2人が国政転身の意向を以前から周囲に漏らしていたと指摘した上で、「(1次公認に入らず)希望の党から出馬できないことが分かったので、(離党という)対応につながったのであれば残念」と言及。離党の本当の理由を明かさずに知事批判に転嫁しているとの見解を示しており、当事者の言い分は食い違っている。 要は、「国政選挙に出られなかったから、その腹いせに離党したんだコイツラは」ということですよね…。 この憶測はまったくもって事実無根であり、記者会見でこのようなコメントを述べるのは、悪質な印象操作とも言えるものです。 本来であればこのようなことは、政治家自身で言うべきではないのはわかっています。 しかし、このような残念な対応を先方がされるのであれば、きっぱりと以下のように反論したいと思います。 私に対しては「希望の党」の方から、複数回に渡って、衆院選出馬への強いオファーがありました。 誰から・どこからというのは差し控えますが、これは揺るがぬ事実です。 そして私自身は、以前から国政に興味関心が高いことは明言しておりますし、その話を受けて調査・検討したことも事実です。 しかしながら、ここで自分の信条や理念を曲げ、都政を投げ出して衆院選に出ることはできないという理由から、しかるべき方に出馬はきっぱりとお断りする旨を自分から申し伝えています。 こうした経緯は希望の党、および都民ファーストの会の要職者であれば充分にわかっていらっしゃることだと思いますし、必要であればこうしたやり取りがあった一定の根拠も明示できます。 事実を明白に捻じ曲げた憶測で印象操作をされることは、極めて残念でなりません。 このようなことで争いたくもありませんので、ぜひ一連の発言については撤回・訂正をしていただくことを強く望むものです。 ■ いずれにせよ、今回のこうした対応も含めまして、私の去就は一両日中に結論を出し、皆さまにはしっかりとご説明させていただきたいと思います。 しばしお時間をいただければ幸いです。 それでは、また明日。 以上おときた駿ブログより引用 「希望の党」の総選挙の数ヶ月後、同様なことが起きているであろう。 まあ次の次の選挙まで「小池私党」が現在のまま続くと見ることは全くできない。 一次公認を見て、結局は「民進党議員」というゴミのような存在の「助け舟」でしかないことは明らかである。 不思議なことに民主党・民進党の混乱の原因は十数人にしか過ぎない「リベラル系」にのみ責任があるかのように伝えられているが、四分の一程度の人間によって、自分たちの意見が取っていない。などということがあり得ようか??? 民主党の中で「保守」と認められるのは、片手で足りる。 その他は、ポピュリストあるいは無能の人である。だからこそ小池都知事は人選したのである。 無能を選良にしてよいのか?? 子のつけは国民が払うことになる。 このことをぜひ考えていただきたい。 民進党からの立候補予定者を含めて全員もう「ごみ箱」に入れようではないか。 私はその際に数人の優位な人物が失われるのは残念ではあるが、国家のためには致し方ないものと思う。 それにしても「首班指名に適した人物」を配しないで「政権選択」というのは、あまりにも国民をなめている。 国民はなめられている。 まあ私は希望の党は、三桁の当選者を出せない。 現状のところこう見ている。 これでも多すぎる。しかも多くは党籍ロンダリングした人物となろうから、最悪である。 そしてこれらは小池都知事の本性がわかると、分裂していく。 そんな余裕はわが国にはない。 文責 上田 和哉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.10.04 09:29:20
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