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カテゴリ:生命科学
トラブル・トラブルメイカー よい研究者を目指すためのいくつかのキーワードの羅列 1.オッカムの剃刀・・・不必要に複雑なモデルや仮説をたてないこと、まずはシンプルに。 2.下手の考え休むににたり・・・いつもいつも考えなしなのは論外だが、考えすぎないことも重要。たいていそういう時の考えは、行動の邪魔になる。 3.おれがおれがの「が」を捨てて、おかげおかげの「げ」で生きろ・・・プライドが邪魔をする、プライドが他人を傷つける、こんなことがしょっちゅう。プライドというのは、自分のプロフェッショナリズムにこそ持つべきものであり、自意識過剰なプライドというのは大抵において持ち主を不幸にする。プライドが屈折していたりすると、最低。 4.笑う門には福来たる・・・これはむしろ逆に、ネガティブ思考がまわりの同僚や学生に悪影響を与えることが多いので、このあたりでラボメンバーとして失格してしまうのである。 こんなことを考えさせるような事件が、うちのカイシャでおきつつある。この問題、長期化すると取り返しのつかない事態になるかも、と気分が重くなる。なお、こういう問題を起こしているのはほぼ約一名で、その本人は周りがいくら諭しても、おそらく「もう直らない」かも、というくらい重症である。まあ、それにしても、学位というのはその人の知識や技術の証ではなく、その人の見識の証である(あるべきである)、というのがPiyotaの意見なので、Piyotaは学位を持っている人間を非常に尊敬するし尊重もする。だがだからこそ逆に、そういう人はその見識にふさわしい振舞を期待してしまうのである。 問題の芽はつきず、成果の芽は一向に出ない。 うちの会社のもう一人の問題も、また迷走中。こちらも根が深い。 タイトジャンクションダイエット よのなか、いろいろ怪しいキーワードがあるらしい。ラボスタッフが教えてくれた、本日の地雷NGワードが、これ。 緑内障とエクソサイトーシス 緑内障に関連する蛋白質が、トランスゴルジネットワーク→エクソサイトーシスに関連するというストーリーはあってもよさそうである、というのが文献検索結果。それにしても今回の立役者、大学生Iくんはよくやってくれる。懸念は、うちのラボの居心地がよすぎるので、下手をすると本業がおろそかになることかも。 ヌクレオリン ヌクレオリンが、ちょっと面白い。今後どんな展開になることやら、楽しみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.25 00:45:59
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