前回、常滑湾奥でチヌボウズに見舞われたため、雪辱に訪れたのが、もう少し実績場でもある「常滑漁港北堤防(ハナヤ釣具店向かい)」である。
しかし。
今回は、昨晩釣り道具を準備するときに、あろうことか、チヌ釣りに特化してコンパクトにした釣具のメインポーチをそっくり忘れた!下手をすると針もオモリもない状態で、釣りが成立するかどうか、という大失態である。
幸いに、中通しウキが入っているプラケースの片隅に、より戻しと板鉛のかけらがあったので、これで仕掛けをつくる。竿入れのポケットに、今回は使わないものの、グレ釣り用に結んだグレ針(伊勢尼6、伊豆メジナ8、ハリス0.8号 60cm)があったので、それを転用する。
という形でなんとかウキフカセ釣りを開始することができた。
本日の仕掛け
・磯竿 1号x4.5 赤影。二番目と三番目がテトラでこすれて痛々しい。要補修。
・Xライナー遠投 B
・より戻し+板鉛で調整
本日の撒き餌
・マルキュー チヌの宿 (あまり効かない印象。マルキュー製品ではナンバー湾チヌIIのほうが高性能か?)
・マルキュー 荒引さなぎ激荒
・アミエビブロック小 x1
本日の付けエサ
・コーン
・オキアミ
・激荒からとったサナギ のローテーション
さて、この日は夕方から向い風が強くなり始めて、涼しいので熱中症の心配はないのだが、仕掛けが手前に流されてしまうために、釣りづらい。この釣り場はかけあがりになっていて手前が浅く、すぐ根がかりするのに、ハリス0.8号とか、すぐ針を取られてしまうのである。比較的明るいうちはオキアミエサがすぐなくなるほどのエサ取りの活性だったが、日が落ちてからはその活性もなくなってしまった。チヌを寄せるのに失敗したのであろう。前回のこの場所との違いは、まず向い風に対するコントロール、それから、忘れ物に気を取られて、最初にポイントつくりを怠ったこと(野球ボール4発投入とか)、撒き餌ベースの差(湾チヌII vs チヌの宿)。ハイシーズンだからと気を抜かず、勝ちパターンは堅持すべきかもしれない。
というわけで本日の釣果は
このほか写真をとらなかったけれどもやや大きめのガシラ(カサゴ)といつものサイズのタケノコメバル。それからエサ取りにマイクロカサゴとマイクロメバルであった。ハサミと針外しも忘れたので、撒き餌を作る時のパッケージ開封も大変だし、釣れた魚からはハリが外せない。次回の釣は忘れ物をしないことに徹したいと思う。
魚(ベラx2 タケノコメバルx1 ガシラx1)は翌日、久しぶりの清蒸鮮魚にすることにした。
こうしてみるとカサゴは確かになかなかのおいしそうなサイズ。ベラは癖がなくふんわりしていて、蒸魚にもよく合います。今回はちゃんと味付けも成功、初投入した小松菜もよい歯ごたえで、美味しくいただけました。
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